モノの見方、感じ方の相反する形

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こんにちは、3歳と4歳の1男1女のワーママ heaco です。

自分の思い通りには進まない、正解のない育児に毎日奮闘する中、
育児を通して、自分の考え方、モノの見方というのはずいぶん変わり、
育児を始める数年前に比べて、
自分で言うのもなんですが、
人間的にとても成長したように思います。

そのひとつが、

相手への理解

です。



そのきっかけとなったのが、
療育を始めた息子のことを知るために、
自分なりに「発達」「療育」「発達支援」というのを勉強してから。

人それぞれ個性はあり、
得意不得意、相性などなど、
自分から見て理解し得ないことが、相手にとっては当たり前だったり、
その逆も然り。

お互いきちんと話し合っても、
説明の上手下手というのがあり、
時には、食い違い、勘違い、捉え違いなどは起きます。

相手への理解だったり、食い違いを起こさないための解決法は、
なんだかんだで、お互いのきちんとした話し合いによって解決することが大半だとは思うけれど、

やっぱり、
だれしもみんな、
自分の人生の主人公は自分であるため、
自分の思い通りになるのが理想であって、

その理想の世界に少しでも近づくためには、
自分の意見はしっかり述べながらも、
相手の意見もきちんと聞き、
相手を変えるのではなく、
自分が変わることで、自分の理想に近づくことがある。

そして、見方・考え方・感じ方によっては、
相反する形があると。

そんな話をしました。

「良かれ」と思ってしたことが、そうではなかったりということ
そこは互いの相性によるのかなとも思います。

以前働いていた職場でのこと。

よく気が利き、仕事ができる社員さんがいました。
お客さんの顔と名前や、
前回どういった内容の手続きをしたとか、
何気ない会話の内容などなど、
いろんなことを一発で覚えます。
本人曰く、
「自分でも自分の記憶力がこわい」と。

その社員さんの「神対応」は、度々お客さんを驚かせさ、感心させます。
なので、評判は上々。

まわりの状況もよく見ていて、
サポートの仕方が絶妙。

はじめこそ、
自分の仕事をこなしつつ、他社員のサポート、お客さんへの気遣いなど、
気配りがよくできてすごいなぁと感心したのですが、
まわりをよく見ているからこそ、
その人自身ができるからこそ、

他人の「あら」というのもよく見つけ、
私からすると、
必要以上のサポートも多いように感じ始めました。

常に見られているような感じがして、
ありがたいけれど、仕事が逆にやりにくいというか。

「気配り」から「過干渉」と感じるように。

新人社員さんに対してのサポートも手厚すぎるというか。

しかし、
本人もそこにはやや気づいているようです。

「自分がいろいろ手を出してしまうから、一緒に働く人は育たない」と。

それは仕事以外の場面でもそうらしく、
いろいろ考えすぎて、自身がパンクしかけているのも何度か見たことがありました。

気にしすぎるというか、考えすぎというか。
肩の力の抜き加減がわからないというか、抜けれないというか。

それを思うと、自分の「育児」もややそんなところがあり、
子どもをはじめ、両親、夫に対して考えすぎであり、
もっと相手の立場を理解すべきなんだよなぁと思っています。

そこは自分がもっと柔軟になるべきなんだよなぁと。

今の私は、
固いクッキー生地の塊状態なのかもしれない。
コネコネこねていけば、やわらかくなる。
今は、
自分の視点をちょっと違うところから覗いてみて、
自分が少し変わる必要がある時期なのかもしれない。
コネコネこねていく必要があるとき。
そうしたら、やわらかくなって、いろんな形になれる。

「育児」を通して、
「子ども」以外で悩むことがたくさん出てきました。

それは仕事だったり、日々の生活のルーティーンだったり、夫だったり、両親だったり。

いろんな壁にぶち当たりながら、
自分は強く、人間的に成長したように思います。

陶芸のろくろをまわしながら、少しずつ器を大きくしていくように、
自分の器は大きくなっていったと思っていましたが、
一部はそんな感じで、自分の器が大きくなっていったと思いますが、
最近の私の器の広げ方は、
小さなビニール袋を無理矢理広げて、
詰められるだけ詰めるような「詰め放題」イベントのような感じだったかもしれない。

それはギリギリで、いつあふれ出すかわからない、
いつビニール袋がやぶけて、中に詰まっているものが全部落ちてしまうかもわからない、
あぶない状態。

今はなんとか収まっている

そんな状態。

しかしまぁ、
自分の中でこんなにもいろいろ深く考えてしまうとは(汗)

このいろいろ考えることもやめたほうがいいなとも思う。

無心でボーっとするのも今の自分には必要な気がする。

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