こんにちは、保育園に通う1男1女のケーキ屋でお仕事しているワーママ heaco です。
紆余曲折を経てケーキ屋に転職して半年以上。
初めてのケーキ屋のクリスマスを経験しました。
ケーキ屋の1年の中での最大イベントであるクリスマスの舞台裏をご紹介。
※ あくまでも私の働くケーキ屋での舞台裏になりますので、ケーキ屋さんによっては違うこともあります
20日からケーキ屋内ではクリスマス期間に入ります。
最も忙しいのはクリスマスイブ。
そのため、前日、前々日の22、23日に準備がてんこ盛りです。
22日は深夜の1:00、23日は0:00まで仕事しました(汗)
〈 24日クリスマスイブ 〉
予約クリスマスケーキの引き換え数が最も多いのはこの日。
10:00の開店時点で出待ちの行列。
予約ケーキの引き換えプラス、
予約なしの店頭販売のクリスマスケーキとカットケーキを買いに、
どんどんひっきりなしにご来店。
お昼ご飯時のためか、12時頃に15分ほど客足ストップ。
その間に、おにぎりをかき込む。
予約のケーキと店頭販売のケーキをバンバン作る。
ガンガン売れる。
どんどんなくなっていくショーケースのケーキ。
バンバン追加。
ガンガン売れる。
その間にも電話での問い合わせもじゃんじゃん鳴る。
片手に受話器、片手にパレットナイフ。
気づけば閉店時間。
25日の準備をしながらの片づけ。
意外にも21時に終了。
休憩なしで12時間以上ぶっ通しで仕事をしたけれど、忙しいと感じる暇もないくらい忙しかったため、時間の感覚はおかしくなって、3時間くらいにしか感じなかった。
〈 25日クリスマス当日 〉
イブにパーティーをした人が多いため、クリスマス本番というのに、24日に比べて客足は落ち着いて、1/3程度の忙しさ。
予定では閉店までのシフトでしたが、18時に帰宅することができました。
〈 26日クリスマス後 〉
日をずらしてパーティーをしたい人がいるため、
あえてこの日にケーキの引き換えを予約している人が何組かいます。
土曜日ということもあり、
カットケーキも、通常の土日に比べて売れ行きは好調。
我が店のクリスマス期間は明日までです。
私のシフトは明日はお昼過ぎまでとなっています。
明日はどんな忙しさなんでしょうか。
〈 意外な点 〉
・イブと本番の日は早く帰れるということ
・クリスマス当日よりもイブのほうが何倍も忙しいということ
・イブの前日、前々日にいろんな準備を急ピッチでしていくため、
忙しいのは当日よりも前日、前々日であるということ
・クリスマス直後も意外と来店数は多いということ
〈 驚いた点 〉
・イブと25日の忙しさの差がすごいこと
電話での問い合わせも少なかった。
24日に21時に帰宅した際には、家族に驚かれた。
「もう帰ってきたのか」と。
22、23日は家族が寝静まった後に帰宅したため、
24日に帰宅した際に、家の明かりがついていたり、ドアを開けた瞬間に家族の起きている気配と生活音が妙に懐かしく感じてしまった。
〈 気になったこと 〉
23日の朝。
起きてきた子どもはご機嫌ななめ。
旦那に聞くと、
「おかあさんは〈どこ)?」
「おかあさん、まだ帰ってこないの?」
といった質問ばかりだったとのこと。
「ケーキを作っているんだよ」
と答えた旦那。
起きてきて私の姿を見た4歳の息子は、
「おかあさん、ケーキ食べるんだよ」
と、
半泣き状態でくっついてきました。
帰宅が遅かった2日間、
子どもたちは何度も「おかあさんは?」と聞いてきたらしい。
自分の気持ちや感情をハッキリと言葉で表現することができない子どもたち。
さみしかったのかなぁ。
私も寂しかった。
今日から本格的に通常通りの感覚になりました。
ここ数年は今のケーキ屋で働くつもりでいる私。
子どもたちにとって、クリスマス前は寂しい期間であり、良い思い出にならないかもしれない。
子どもたちが大きくなったら、どんな気持ちだったかを聞いてみたい。
そして、
私がいないことで「さみしい」と感じるのはいつまでなんだろう・・・。
初めてのケーキ屋でのクリスマス期間。
プレッシャーがあって忙しいけれど、
楽しかったし、ドキドキもしたし、
未就学児のワーママとしての葛藤などなど、
いろんな感情が湧いた期間でもありました。
クリスマスが大好きな私。
いろんな感情が渦巻いてクリスマスを楽しむ余裕はなかったけど、
これはこれでアリで、
今後何年かはこんな感じでクリスマスを過ごしていくんだろうな。
以上、ケーキ屋のクリスマスの舞台裏でした。