1年生になる前の大人の階段をのぼる年長さんの葛藤

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

年長息子。
保育園生活も残り約2カ月。

小学校から説明会の通知が届くなど、
いよいよ、小学校入学目前という感じです。

言葉の発達がゆっくりなことをきっかけに療育を始めた息子。

発達専門クリニックを始め、
療育施設、保育園からは支援級を勧められましたが、
いろんなことを総合して考えた結果、
通常級で入学する
ことに決めました。

この決断にはとても悩み、
不安がたくさんなのですが、
かと言って、
支援級を選択したとしても安心していたとは思わないし、
どっちがいいかなんて、
実際始まってみないとわからないわけで、
この決断をした私に今できることは、
通常級で、少しでもストレスフリーに過ごせるように心構えなどの準備をさせることかな
と思っています。
(毎日学習とか登校する小学生を見ながら、小学校へのイメトレだったり)

ストレスをゼロにするなんてことは不可能。
やるかやらないかで違いはあって、ストレスが少しでも小さくなるように準備をしているのです。

これを話すと、
「お子さんに無理をさせないでください」
と言われ、
どうも誤解をされてしまう。

準備をすること、頑張ることを「無理をさせている」と言われるのは、
なんだか納得がいかないし、
「頑張る」「頑張って」という声掛けがストレス、プレッシャーを与えるという感覚を持ちすぎるのもどうかと疑問に思う私。

頑張ることをしなかったら、
それ以上の成長はないですよね。

もちろん、施設の方は、
私のしていることすべてにおいて指摘しているわけではないのです。
きっと、頑張りすぎているように見えるのでしょう。

当然ながら、時と場合によります。
毎日息子の様子を観察して、
息子の様子をうかがいながら、
微妙な変化も察知しながらの準備です。

「なんだか様子が気になる・・・」
と感じれば緩めるし、
引き締めるところは引き締める。

息子の様子を見ながら。

年長さんに進級した頃から、
徐々に小学校生活を意識をした準備を始めたのですが、
ここ最近気になる息子の様子。

以前よりもすごく甘える。

赤ちゃん返りにも似た雰囲気。

年長さんに進級してから、
「自分一人でクラスに行ける」
と言うので、
4月から半年ほどずっと、
1人でクラスに行き、
1人で朝の準備をしていた息子。

11月頃より、
「一緒に来て」
と言うように。

娘の準備のため、娘のクラスについてきた後、
息子と一緒にクラスに行き、一緒に準備。

家でも「抱っこしてほしい」など、以前よりもベッタリ傾向。

1つ思い当たる節はあるのです。

0歳児、1歳児頃の保育園生活ビデオというのを購入しているのですが、
それを突如として見始めたのがきっかけ。

そのビデオは以前から気に入ってよく見ており、
ここ1~2年ほど見ていなかったのですが、
突如「見たい」と言い出し、
1ヵ月ほど、毎日見ていたことがあります。

赤ちゃんの頃を思い出したのでしょうか。

保育園での様子はわかりませんが、
おそらく、小学校へのイメトレや意識付けなどがされていると思われるのですが、
赤ちゃん期や保育園生活が終わることに、
どこか寂しさを感じているのでしょうか。

とは言え、
登下校する小学生を見て嫌がることはなく、
「4月から1年生になる」など、自ら話しかけてくることもあります。

拒否まではしていない様子。

しかしこれも、
自分に暗示をかけているのかもな
と思ってみたり。

寂しいけれど、小学生に進級することは止められず、
かと言って、
ずっと保育園児でいたいわけでもなく、
でも、今の生活がなんとなく続けばいいなぁとも感じるし・・・。

そんな葛藤をしているのではないかな と。

自分にもそんな時期があったような気がします。

それこそ、年長さんの今くらいの時期。

「今のままがいいなぁ」
「今の保育園のまま進級がいいなぁ」
(〇〇保育園1年生みたいな)
「でも、他のお友達みんなが1年生になって、自分だけ保育園児っていうのはイヤ」

そんな感じ。

両方の良いとこどり みたいな状況を望んでいました。

きっと今の息子もそんな感じ。

しかし息子と私の唯一違うところは、
第一子かそうじゃないか というところ。

3歳上の姉がいる私。

小学校生活を見ることはないにしても、
クラス、学年が違えど、
「姉がいる」
というだけで、心境はかなり違ったと思います。

第一子は基本的にそれがなく、
自分が先頭に立って飛び込んで行く。
近所に仲良しのお兄ちゃんお姉ちゃんがいればまた違うんだろうけれど、
年齢が近いお子さんがいるご近所さんと深いお付き合いがあるわけではない我が家なので、
それもなく。

第一子である息子は、ある意味先頭に立って飛び込んで行くんですよね。

唯一の救いは、
たった一人だけれど、
今通う保育園のお友達がいるということ。

特別に仲が良かったわけではないのですが、
同じ学校に通うことになることを伝えたり、
就学前健診で一緒に行動するなどをきっかけに、
息子が以前よりも気に書けるようになったお友達。

一人いるかいないかで大違い。

当時の私は、同じ学校のお友達がいなかったので、
入学して半年はほぼ一人で過ごしたという経緯があります。
これに関してはまた次回お話しようと思いますが。

最近、ちょっとだけ気になる息子の様子。

現段階では、
以前と大きく違うとは感じず、
家族の中でも、
その微妙な変化に気づいているのはきっと私だけ。
その程度。

しかし、「あれ?」というこの程度の変化に気づいて、
何か対策を立てるのが良いのかなと思うのです。
ここをやり過ごすと、
場合によっては大きなことに発展する可能性はあるわけです。

小さな葛藤と我慢を重ね続けた先で、
些細なことをきっかけに糸が切れる

これを防ぎたい。

正直言って、どう対応するかはその子によって全然違い、
こうするのが良いという万能な方法はないと思うのです。

今の我が家は、

1年生の準備をストップすることはなく、やることはやって、
要は頑張ることは続けて、
でも休憩をはさみつつ、ちょっと緩めて、
息子のワガママ(どこかに遊びに行きたい、外食したい)にとことん付き合って、
メリハリのある毎日を心がけることかな
と模索中です。

こうやって育児法を毎日考えるのですが、

手取り足取りの赤ちゃん期のお世話がなくなって楽になる部分はあるけれど、
幼児期のお世話というのは、赤ちゃん期よりも難しくて、違う大変さがあります。
なんていうか、
対応の仕方によって今後を左右するというかなんというか。

子育てというのは、最大のミッションですね。

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