野原広子さんの漫画がすごい

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こんにちは、保育園に通う年子の1男1女を育てるワーママ heaco です。

野原広子さんというイラストレーターさんをご存じでしょうか。
最近、この方が描く漫画にハマっております。

主婦向け雑誌 レタスクラブ に掲載されており、主婦を主人公としたほのぼのイラスト漫画。
だけど内容は、日常に潜むダークな部分やミステリアス要素満載、しかも現実に起こりうるであろうリアルさで、読み終わった後はちょっとコワイ・・・。

毎回、続きが気になって仕方がなくなる漫画です。

初めて読んだのはこちらの作品。

ほのぼのイラストだけど、マジックで消された一人のママ友の顔がコワイ・・・。

恵まれた環境で生活していた仲良しのママ友が突然いなくなってしまうというお話。
一見、悩みなんて一切ないような恵まれた環境だけど、本当は・・・。

次はコレ。

すごく仲良しだったママ友が突然自分を無視し、仲間外れにするという、ママ友との複雑な人間関係を描いた作品。

何の理由も言わずに無視を始めるママが悪いなと思いますが、いじめるママの気持ちにも共感できる部分があります。

とは言え、無視・いじめはダメです。

人間の弱さからくる複雑な感情をリアルに描いています。

次はコレ。

これは人間の成長を見られる素敵な作品だと思います。
夫婦お互いの不満も描かれつつ、主人公 翔子の成長が見られます。

ここでちょっとネタバレ(になるかも)。

作品の中で、夫のモラハラともいえる対応に笑顔で耐える翔子。
晩ごはんの献立に悩みながらスーパーで買い物しているときに、
娘からふいに、
「ママが大好きだよ」
と言われます。

そのシーンがとても切ない(泣)

この作品の元はこちらの作品だそうです。

こちらは読んだことがないのですが、読んでみたい・・・。

そして今読んでいるのは、新連載の
「妻が口をきいてくれません」
です。

急に口をきいてくれなくなった妻。
これといった原因がわからない夫。

まだ途中だけど、読んで思ったこと。

夫婦の話し合いがいかに大事か

元々は気づきが足りない夫が悪いなとは思うんですが、夫にわかるように話し合いをしっかりしてこなかった妻にも原因はあるのかなという感じ。

夫婦って、ハッキリ言えば他人であり、幼少期からずっと一緒に生活をしてきた仲でもない。
同じ環境で育ってきた兄弟ですら価値観の違いとかってあるから、夫婦で違いが出るのは当然のこと。

お互いがハッキリと心の内を言い合い、話し合い、どう歩み寄れるか、理解できるか、許せるか。

ただ、いかにお互いが真剣に話し合いをするかどうかにも寄るよなぁとも思う。

漫画を読んでいると、
仕事に疲れて妻の話を真剣に聞こうとしない夫

真剣に話し合いの場を設けたい妻
とで、溝が生じてしまっている。

それが積り積み重なって、漫画のような結果になってしまう。

妻が口をきいてくれなくなってから夫が変わる。
ある意味、妻の「口をきかない」という行動がなければ変わらなかったことかもしれないと思うと、真剣な話し合いをすること自体、もしかした難しいことなのかもしれないと感じてしまった部分もあります。

以前に、男と女で脳の作りがちがうという話をちらっとしました。

男女の脳の違いで作られたダイソーとKADOKAWAのコラボ商品

男は、明確な指示や言葉があって状況把握ができる生き物。
女は、明確な指示や言葉がなくても状況把握ができる生き物。

見てわからないの!?

男にはわからんのです。

女がいかに上手に男に伝えるかに限るのか・・・。

ってか、なんでそこまで女が気を使わにゃならんのだ
とも思ってしまう(苦笑)

どれも主婦向け作品のように思いますが、個人的には
「離婚してもいいですか 翔子の場合」
「妻が口をきいてくれません」
は旦那さんも読んでみたら、妻の気持ちがよーくわかるのでは?
と思いました。

女性は共感できる部分が多く、男性は妻の気持ちが理解しやすくなる野原広子さんの漫画はリアルでコワイけど、夫婦とは何ぞやがよくわかる作品でオススメです。

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