遠回りをしないと得られない喜びを経験すること

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

我が家の家庭教育は、ベネッセのこどもちゃれんじです。

我が家の子どもたちにとって、
しまじろうとの相性は抜群なようで、
順調に幼児教育、小学校準備教育が出来ている様子です。

来年度、小学校就学の息子の年長コースで、
ついに赤ペン先生がスタートしました。

実は私もこどもちゃれんじ受講者です。
小学校6年生まで受講しました。

当時からあった赤ペン先生。

やっぱり、
チャレンジと言えば赤ペン先生
ですよね。

採点された答案用紙に金のシールが何枚か付いて返送され、
その金のシールの枚数を集めて、
カタログを見ながら、
自分の欲しい商品と交換ができるという、
赤ペン先生継続のモチベーションアップ方法が当時ありましたが、
それは今も健在のようです。

姉と一緒に受講していた私は、
もちろんそれぞれでシールを集め、
プレゼントをゲットしていました。

当時の記憶で、豪華だったのは水彩色鉛筆セットです。

〈イメージ〉

色鉛筆で塗った後に、
水を付けた筆で上から塗ると絵の具のような水彩画ができる色鉛筆のセット。

プラスチックの手提げかばんのようなケースに、
片面に水彩色鉛筆が20色ほど、
もう片方に水性マーカーペンが20色ほど入った豪華なセット。

カタログ内でも最高枚数を集める商品でした。
120枚くらい、いやもっと必要だったかな。

20数年経った今の赤ペン先生の金のシール。
20数年後に息子と一緒にカタログを見るようになるとは、
感慨深いです。

年長さんという年齢によるのか、
交換できる商品の内容は低学年向けの商品が多かったのと、
集めるシールの枚数もさほど多くはありません。

シール枚数が多いと集める期間も長くなるし、
継続できやすい目標設定をしているなど、
年齢相応の工夫がされていることに気づきます。

カタログ内で息子が欲しいと言ったのは
UNOカード。

カードゲームが好きな息子。

年中さんの頃には神経衰弱と七並べを毎日毎日やっていました。
朝7時からトランプに付き合わされる祖父・・・。

そんな息子が最近好きなのは UNO のようです。

保育園や療育施設でやって楽しかったのでしょう。

以前、ハッピーセットのおまけがカードゲームだったときがあり、
UNO が欲しいと言っていた息子。

ナンジャモンジャが当たり、
ナンジャモンジャにはそこまで興味はなかったのか、
ナンジャモンジャが好きな娘が遊んでいました。

ハッピーセットで UNO がゲットできなかった息子。

そこまで悔しがってもいなかったのですが、
赤ペン先生でゲットできることを話すと、
赤ペン先生を頑張る意欲が増したようです。

UNO が好きで、UNO が欲しい息子と、
ハッピーセットで UNO がゲットできなかった話と、
でも赤ペン先生でゲットできる話を夫にしたところ。

「UNO が好きで、UNOが欲しい」と話す息子を目の前に、
(息子はねだっているのではなく、自分の気持ちを話しているだけ)

「そうか、UNOが好きなのか!
お父さんもUNOが好きだった!
買ってやるぞ!」

と夫。

「いやいや、赤ペン先生でもらうんだよね」
と私。

「いやでも、買った方が早くない?」
と夫。

まあそうです。

買った方が早いです。

めちゃくちゃに高価なわけではないし、
ネットですぐ買えます。

でも、そうじゃないんだよね。

貯金と一緒。

赤ペン先生のシールのシステムは、
赤ペン先生の継続モチベーションアップもあれば、
自分で頑張ってシールをコツコツと貯めて、
やっとゲットできたときの喜びを得る経験にもなっているわけです。

時間をかけて苦労してやっと手に入れたときの喜び。

誰かにサクッとプレゼントとしていただくのも嬉しいけれど、

自分で頑張った先(ゴール)でゲットしたときの喜び、
溜まったシールを投函して自宅に届くまでのワクワク感と、
自宅のポストに投函されているのを見つけたときの喜び。

これが大事。

貯金と一緒。

コツコツ貯めて自分の欲しいものを買う。

頑張って仕事してお給料をコツコツ貯めて・・・。

この時間と努力がかかることを知る勉強。

本人が頑張ってゲットするというのです。
親がすることは、
それを見守ること。

クリスマスが近いので、
お父さんからという意味でUNOを買ってあげようとした夫ですが、
止めた。

夫もすぐに理解しました。

「そうだよね」と。

遠回りかもしれないけれど、
遠回りしないと得られない喜びと経験はあるのです。
それを子どもたちにはしっかり経験してほしい。

息子の赤ペン先生を見て、
自分も早くしたいという娘。

1年後には2人でそれぞれでシール集めをするんだろうなぁと思います。

20数年前の自分たち姉妹の姿がまたここでよみがえろうとしています。

あ~、感慨深い。

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