自分を認めることで自信をつけることにつながる

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

私が自身の育児の参考にしているNHK番組「ウワサの保護者会」を、
昨日久しぶりにたまたま見たのですが、
すごく良かったです!

テーマは「性について」。

LGBTやトランスジェンダー等、
番組内では5人の中学生に「性について」討論する場面があり、
本当に大人顔負けの、
それぞれの発言内容が一貫した素晴らしいものでした。

そして、
私が今回の番組の中で特に感動したのは、
ゲスト登場していた りゅうちぇる です。

りゅうちぇるの発言すべてがすごく良くて、
そういう考え方があるんだなと、
発言内容のひとつひとつが新鮮でした。

そのひとつが、制服についてのはなし。

男子はスラックス、女子はスカートと決まっていた制服ですが、
男だから女だからと性別で分けることなく、
故人の着たいほうを選べるようになりつつある学生服。
現に、
姪っ子の中学が今年度から自由に選べるようになりました。

トランスジェンダー等の認識や理解が広まりつつある今の世の中ですが、
まだまだ理解は当たり前のように十分ではないため、
本当はスラックスを選びたいけれど、
まわりの目を気にして、スカートを選んだという女の子に対しての りゅうちぇる の意見。

スラックスを履きたいという自分の意思を貫き通すことを決めた自分も良くて、
まわりの目を気にしてスカートを選んだ自分も良い

本当はスラックスを履きたいけれど、
まわりの目を気にしてスカートを選んだことに、
本当の自分を出せず、
友達を偽っているような気がしてイヤだと感じる。
だけれど、
本当の自分をさらけ出すことで、
友達との今の関係が壊れてしまうかもしれない。
だからスカートを選ぶ。

それに対する りゅうちぇる の
「それもアリだよね」という意見。

本当の自分の姿で過ごせるのがベストではあるけれど、
すべての人がそれに理解をしてくれるわけでもない。
理解してもらえなかったときの恐怖は必ずあって、
無理に本当の自分を相手に話す必要はない。
話せるときに話せばいい。
だから、ひとまずスカートを選んだ自分もOK。

どんな選択をしようと、それを選択した自分を認めるということ。

「自分を認めること」の重要性ってよくわかっているんだけど、
まわりの評価のほうがやっぱり気になるわけで、
まわりに理解してもらいたかったり、
良い評価をしてもらいたかったりで、
まわりの評価のほうが先行してしまうんですが、

本当は自分で自分を認めることを先行することで、
自信がつき、
まわりがそれに引っ張られるように理解してくれるんだろうなと思うんですが、

自分で自分を認めるってなかなか難しいもんです。

子どもにも自分を認め、自信をつけてもらいたいと思います。
そのためには、
まずは親である自分がもっとしっかり自分を認め、自信をつけ、
その姿を子どもにしっかり見せることなんだろうなと。
子どもの1番のお手本は、1番身近に接する親だしね。

子どもが産まれてからずっと模索しっぱなしの育児。
発達のこととかでちょっとナーバス気味で、
人の何気ない一言に落ち込み、
考え込んでしまうのですが、

「そういう選択をした自分もOK」
という りゅうちぇる の考えにちょっと救われた気がしました。

番組テーマは「性について」だけれど、
番組内で話されていることは、「性別」以外にも通ずるものがあるように思います。

りゅうちぇる の発言のすべてが良かったので、
番組変更がなければ、
来週の土曜日のお昼に先日放送分が再放送されると思うので、
ぜひ見てほしいなと。

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