育児にマニュアルはないということを育児で学んだ話

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

この前、たまたま見つけた とある声優さんの対談動画(というより、対談音声)。
互いに親となり、育児の話をしていました。

そこで語られていたこと。

保育預かり所に子どもを預けて仕事に向かう声優さん。

しかし、通っている預かり所の一人の先生がどうしても嫌いで「行きたくない」というお子さん。
困ったその声優さんは、
同じように預かり所に預けて仕事に向かっていた先輩ママ声優さんの、

「〇〇ちゃん(先輩ママ声優さんのお子さん)は△△先生が嫌いかもしれないけれど、
△△先生は〇〇ちゃんのことが大好きみたいだよ」
と話すと、お子さんは嬉しくなって預かり所に行くようになった

(その後、そのお子さんが先生のことを好きになったかどうかはわかりませんが)

という話を思い出し、

同じように自分のお子さんにもそのように話をしたそうです。

「☆☆ちゃんは◇◇先生が嫌いかもしれないけれど、
◇◇先生は☆☆ちゃんのことが大好きなんだって」
と。

すると、
「え、そうなの!?」
と返してきたお子さん。
その反応に、「よし!うまくいきそうだ!!」と思ったそうなんですが、その直後。

「でも、☆☆ちゃんは◇◇先生は嫌いなんだよ!
だから、行きたくない!」

自分は相手のことが嫌いだけれど、相手は自分のことを好きみたい という話で、
相手に対する見方がちょっと変わったお子さんと、
結局、嫌いなもんは嫌いなんだよ と変わらないお子さん。

この一見で、その声優さんが学んだこと。

育児にマニュアルはない

いろんな育児本や育児番組で語られているアドバイス。

大多数に合う育児方法はあるかと思うけれど、
人間はやはりロボットではなく、
1人として全く同じ感情を持った人間はいないので、

これをすれば絶対上手くいく方法なんてないのだな
育児にマニュアルなんてものはないのだなということを痛感したと話していました。

そう、大多数に合うグッドアイディアはあるんです。
しかしそれが万能かというと決してそうとは言えない
合う子もいれば、効かない子もいて当然。
効かない子は、別の方法のほうが良いということ。

前回記事でも話した、
我が家の息子の保育園制服克服のはなし。

息子の気質や得意分野、苦手分野などなど、
息子の特性がわかってきてから、
どういったふうに対応するのが上手くいくのかがなんとなくわかってきたここ1年。

息子の得意分野を活かした、
息子に合った方法をいくつか編み出し、それらを組み合わせることで上手くいっている部分があり、
また、本人の現在進行形の成長発達具合もあり
今の方法がこれから先ずっと合うとも言えず
息子の今に合っているかどうかも考えながら、いろいろ試していく中で、
上手くいった前回の課題克服法。

なので、我が家の息子に合っているだけの話で、
別のお子さんには全く効果を発揮しない方法でもある。

これこそ、育児にマニュアルはない といった感じ。

文章で上手に表現するのがすごく難しいのですが、
この声優さんが話していたことがストンと心に落ちて、
「わかる、わかるわぁ~」と思いながら聞いていました。

育児にしても、恋愛にしても、人間関係にしても、
人と人とのコミュニケーションというのは、
そのときのその人のモチベーションだったり、元々持っている気質だったり、雰囲気だったり、
育ってきた環境によって育まれた考え方、見方だったり、
どれだけ影響力に左右されるかだったり、
その加減てのは人それぞれで、
似ている人はいても、
全く同じの人は一人として存在はしないから、

効果の高いマニュアルみたいなものはあっても、
完全なマニュアルは結局ない
んですよね。

ほんの10分ほどの対談、というか雑談なんですが、
講義を聞いているような感覚になった腑に落ちた話でした。

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