こんにちは、保育園に通う1男1女のワーママ heaco です。
少し前に感じていたこと。
人との良いご縁というのは、よく聞く話。
それは地域にもあると思う。
母が度々言うことなんですが、
ご縁があるときは、トントン拍子にことが運ぶというもの。
ご縁がないときは、その逆でなかなか進展しないとのこと。
これは当てはまるなと思う。
それは人だけでなく、場所にもあるなと感じたのが昨年のこと。
2年前に、10年以上心に抱いていた転職に踏み切り、転職活動開始。
年度を機に10年以上勤めた会社(金融)を退社し、年度明けより念願の新しい職場(カフェ)での再スタート。
しかしコロナの影響により、早々に打撃。
先が見えず不安に駆られ、できることは何でもやろうと思い、
会社と相談して、別に仕事先を探し、掛け持ちをさせてもらうことに。
急いで見つけた掛け持ち先は、今働いているケーキ屋さん。
年明けに募集のチラシを貼っていたことには気づいていた。
少し心が揺れたけど、その時にはすでに転職先が決まっていたとき。
それから半年間、ケーキ屋さんには新スタッフは来ていなかった様子。
主に平日の日中に長時間働くスタッフがゼロの状態のときに面接を受けました。
自分の希望する働き方ができ、やりたいこともできそう。
面接を受けた数日後から働くことに。
2カ月ほどケーキ屋メインで働いているところに、カフェから「そろそろ戻ってきてほしい」との連絡。
副業的に探していたケーキ屋。
たった2か月の間だけれど、ケーキ屋にとっても私にとってもその2カ月は大きかった。
シェフ以外のスタッフがほぼゼロの状態のときだったこともあり、
出来る仕事は少ないけれど、主力スタッフになっていた私。
カフェよりも先にケーキ屋での仕事の楽しさを見つけてしまった私。
当初の予定では、
カフェがメインであり、ケーキ屋が副業的存在であり、
徐々にカフェのシフトを増やして、
最終的にはケーキ屋を辞めてカフェに戻ろうと考えていました。
しかし、
シフト調整するも、互いの仕事がまだ慣れない頃で気疲れもあり、
休みもほぼなくなり、育児との両立という面では体力的にも限界であり、
このときほど、10年以上勤めた会社が恋しいと思ったことはありません。
とは言え、なぜか転職に後悔はなく、
自分の気持ちも見えていた。
自分の精神的・体力的限界と本音が見える今、
早々に掛け持ちという働き方は辞めて、ケーキ屋1本でしばらく働いていきたいと。
混乱する中、頑張ってくれたカフェには申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、
早々にカフェには退職の意思を告げる。
半年以上かけて見つけたカフェの会社を3か月ほどで辞め、
1週間ほどで決めたケーキ屋で働くことに。
10年以上勤めた前会社(正しくは前々会社か)は、4店舗ほど異動を経験しています。
新卒採用で決まった店舗では、パワハラで数年苦しんだ時期があります。
根気で休職せずに乗り切った数年間。
異動により解消。
その後、3回の異動をしましたが、3店舗すべて人事に恵まれ、最終的には10年以上勤めることができました。
実は、この苦しい時期を過ごした店舗とカフェの会社が同じ市にあるのです。
人事に恵まれた3店舗は、今働くケーキ屋と同じ市にあります。
11月に前会社から契約社員としての再就職オファーをいただておりました。
ケーキ屋での仕事が板につき、ケーキ屋を辞める気はなかったのでその場でお断りをしたのですが、
このオファーをしてきた店舗というのが、カフェの会社の目の前の店舗であり、
そう、人事で苦しんだ1店舗目とカフェと同じ市にある店舗なのです。
私のこの流れを見てきた母は言いました。
「カフェの会社とは縁がなかったんだよ」
「逆にケーキ屋とは何か縁があったのかもしれない」と。
カフェ会社に年度明けから働くことが決まっていた時点では、
コロナの「コ」の字もなかったとき。
年度明け早々に会社に打撃、続けて緊急事態宣言。
緊急事態宣言のなか、
「元々テイクアウトだから、今のところ大きな打撃はない」
「とにかくスタッフがいない」
というケーキ屋。
私がケーキ屋で働き始めて4か月ほどで新たに3人のスタッフが採用に。
その後も「スタッフ募集」の問い合わせがあり、
スタッフがそろっているため「募集」終了。
なんだろう、ちょっと時期が遅かったらケーキ屋での採用はなかったかもしれないし、希望する働き方ができていなかったかもしれないと感じた。
タイミングって大事だなと。
そして、
タイミングって不思議だなと。
そして、ご縁というのは場所にもあるんだなとつくづく感じる。