絵本がおしえてくれたこと 2

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

この数日間に起きた、絵本にまつわるモヤモヤ事件

親と衝突し、軽く一悶着し、
なんとなくモヤモヤが消えることはないけれど、
気持ちの整理をつけて、
落ち着きかけているところ。

はい、こちらが例のファランドール絵本です。

物置で埃をかぶっていたので、
自室に持ち込むならば、
キレイに拭いてからと思っておりましたが、
全冊(28冊)をキレイにする時間と気持ちの余裕がなかったために後回しになっていたのですが、
特にお気に入りの数冊を自室に持ち込んでおりました。

「ジャンがきいたあさのおと」「レオナールのき」 です。

調べてみると、
フランスやイギリスの絵本を何種類か抜粋して日本語訳にした絵本のセットのようで、
古いものは昭和55年発行で、
何度か改訂がされ、
私が持っているのは昭和59年に改訂発行されたものです。

特に「ジャンがきいたあさのおと」のさく・え のアラン・グレ という方は有名な方のようで、
ポストカードやポスターなどもあるようです。

この方の独特の絵のタッチが気に入って、
この絵本はよく読みました。
読んだというか「絵を見た」というのが正しいかな。

上画像は絵本の中の一部ですが、
特に私が気に入って見ていたページです。

「レオナールのき」もそうですが、
さり気なく描かれている、洗面台の歯磨きコップや食器がものすごく気になって見ていました(笑)

どの絵本も割と文字数が多く、
しっかり物語を読めるようになるのは、
小学校低学年といった感じだと思うのですが、
私の記憶のなかでは、
保育園児だった頃の日曜日に1人でよく読んだように思うのですが、
物語の内容をきちんと把握していたことも覚えているので、
きっとよく読んでもらっていたのだろうと思います。

自分の手元からなくなった途端に全種の絵本を再度読みたくなる。
自分の手元からなくなった途端に全種の絵本を娘に見せたくなる。

娘は割と絵本を「読んで」と言ってくるので、
頭の片隅にはあれど、
もっとはやく整理しておくべきだったなと、
とても後悔しています。

人はいろんな面でないものねだりな生き物ですね。

大人になって改めて見てみると、
とても良いものを買ってもらっていたのだなぁと感じ、
この一悶着により、
今の自分の子育てに重ねる部分もあり、
いろんな感情が出てきて、
いろいろ考えさせられた数日間でした。

割と物に執着しがちで、
他人からすればどうでもいいところで、
変に強くこだわりを持つ私。
そして、
一旦考え出すとなかなか切り替えができないところもあります。

そういう面は他人からすると面倒くさいと捉えられがちではあるのですが、
それが「悪いこと」かというと、
決してそんなことはなく、
それは「なおすこと」でもない。

当人がどうにか気持ちの整理をつけるしかない部分であり、
そういう面倒くさいところが個性であり、自分であり、
そのままでいい。

私が今回なぜこんなにもモヤモヤしたか。

それはとてもお気に入りだったからというのもそうなのですが、

やはり長年所持していたことによる愛着も強かった

というのもひとつ。

割と物持ちが良いほうの私。
今使っている無印良品のメイクボックスは15年くらいだし、
他にも15年選手がいくつかあります。

なんだろうなぁ、
15年くらい使っちゃうと、
特に家で使うものは愛着が湧いて、
なかなか新品に変えられない(笑)

これが物に執着してしまう一面にもよるとは思うのですがね。

そんな自分の個性のことや、
これから自分が子どもたちにどう接していくか、
そして、当時の親の愛情の深さなどにいろいろ気づき、考えさせられました。

しかし、

当時は訪問販売というのがいろいろあって、
今のように、安くて良いものというのはそんなになくて、
良いものを買おうと思うとそれなりの値段を出さないといけなくて、
この絵本セットも具体的には知らないですが、
けっこうなお値段だったようです。

でも、お値段なりの素敵な絵本です。

市販されていない訪問販売のみで、
今や絶版になってしまった絵本。

フリマサイトやネットオークションではちらほら見かけますが、
昭和59年改訂版はなかなか見かけません(泣)
(発見したと思ったらSold Out)

また、手に入れることができればこちらで紹介していきたいなと思います。

絵本がいろんなことをおしえてくれた出来事。

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