素敵な光景

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のケーキ屋で働く heaco です。

先週末の母の日はいかがでしたか?

クリスマスの次に忙しいと言う母の日。
初めて、ケーキ屋の母の日を経験しましたが、

忙しかったです。

たくさんの方に買っていただき、
ありがとうございました。

たくさんの方が「お母さん」のためにケーキを買っていました。
誰かを想う姿がケーキ屋ではよく見られます。

数週間前、
学校帰りか、制服姿で来店した男子高校生。
真っ先にホールケーキを見るその男の子の姿に、
きっと家族の誰かの誕生日ケーキだろうなと察知。

とあるホールケーキを注文して、
「メッセージプレート」の確認をすると、

「おばあちゃん おたんじょうびおめでとう」

と。

大人が子どもに誕生日ケーキを買う光景はよく見ますが、
子どもや孫が親や祖父母に誕生日ケーキを買う姿はあまり見ることがないので、
とても新鮮で、
一親となった私にとってその光景は特に心和む光景に感じるというか。

お会計時に差し出された1万円は、
おそらく親にケーキを買ってくるように頼まれたであろうと推測できましたが、
男子高校生のケーキを選ぶ顔は真剣で、
おばあちゃんを想っていることはそれだけでよーくよーく感じ取れました。

お店を出る最後まですごく礼儀正しかった彼の姿に、
ついつい息子の姿を重ねてしまった(笑)

学生の頃に見た光景。

某有名インテリア雑貨店でバイトをしていた頃。

母の日の数日前。
母の日のプレゼントを買いに来た親子。
小学校低学年くらいの女の子とお父さん。

女の子主導で、
「あーでもないこーでもない」と、
婦人服コーナーでプレゼントを探す2人。

真剣な顔で選ぶ女の子と、
それを見守る父親の姿。

時間をかけて決めて、
「母の日のプレゼント用にギフト包装してください」と
会計に持ってきたのはパジャマでした。

あの光景は今でも覚えていて、

将来、
自分に子どもができて、
母親になったら、
こんな親子のようになりたいな、なれるかな、
そんな日がくるかなぁ・・・

と思いながら、レジで2人を見ていました。

プレゼントも嬉しいけれど、
何よりも、
誰かを想ってプレゼントを選ぶ姿、その気持ちが嬉しいんだよね。

我が家の子どもたちもそんなふうに育ってほしい。

先日、夫と2人で夜ドライブをした年中息子。

いつもはドライブだけなのですが、
先日はコンビニに寄って帰ってきた2人。

急いで靴を脱ぐ息子。
何をそんなに急いでいるのか。

よく見ると、お菓子を抱えている。

走って娘のところに行く息子。

「わぁ、それ、どうしたの?」(娘)
「はい、どうぞ」(息子)
「わぁ、ありがとう」(娘)
「食べよ?」(息子)

そんなやり取りが聞こえる。

夫に聞くと、
「おやつがほしい」と言う息子が、
お菓子コーナーで「これにする!」と言って、
同じお菓子を2つ取ったとのこと。

そう、ひとつは娘の分。

誰に言われるでもなく、
自らの意思で、
自分のだけでなく、きちんと娘の分も取った息子。

息子のそんな姿に感動。

私自身、
幼少期にこういう感じがなかったので、
幼少で相手を想う気持ちを持つ息子の姿に感心するんですよね。

就寝時間はとっくに来ていて、
歯磨きをして早く寝かせたいところでしたが、

ここは特別OKで、

2人仲良くおやつを食べました。

そのまま、まっすぐ、思いやりのある優しい子になってほしいなぁ。

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