紛失していたのではない、処分されていただけ

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

小学校に就学する年長息子のためにキチンとした子ども部屋を作るべく、
酷暑、極寒時期を避けながら、
1年半前より断捨離を続けており、
ここにきてラストスパートに入ってきている我が家。

というか、私。

断捨離をして気づいたこと。

子どもの頃、
そりゃぁもう、よく「片付けなさい」と言われました。

遊んだら遊びっぱなしだったり、
その辺に仮置きしたまま、ずっと置きっぱなしだったり。

「要るものはきちんと片付けなさい」
「そこにずっとあるっていうことは、要らないっていうこと」
「要らない(ような)ものは、どんどん捨てる!」

そんなことをよく言われました。

今の子どもたちも似たようなもんです。

しかし、
当時の私も、今の子どもたちも、
片付けができない、しないわけではなく、
保育園や学校ではきちんと片づけをしているんですよ、きっと。

なのでね、
家で「片付けなさい」と叱られるたびに自身で思っていたのが、

「学校ではできてるし、やれてるのになぁ・・・
なんで家だとできない、やる気にならないんだろう・・・
やっぱり家だからかなぁ(家だと気が抜ける)・・・」

それも一理あり。

プラス、よく言われているのが、
学校や園などでは、片付け方(物の置き場所)がハッキリしているのに対し、
家はそれが曖昧だから、
片付けがしにくい結果、できない、やらない状態になってしまっている
のも一理あり。

学校や園は、子ども自身になんでもやってもらうため、
子どもが自立しやすい環境作りがされているんですよね。

家でも同じようにしないと、
なかなか子どもには難しいもんで、
大人もそれがハッキリしていればキレイは保てるんですよね。

これがキチンとしていることで、
物をいちいち探さなくてよくなり、
物を探す時間を節約できるようになるので、
これはすごく重要であり、
時間に追われる日々の中、
このもの探しに時間を費やすほど勿体ないものはないと感じている今日この頃です。

ちゃれんじの付録の知育タブレットがたくさんある我が家。

決まったところに収納しております。
それで遊んだ(勉強した)子どもたちは、
やった場所に置きっぱなしにしていることが多々。

次の日。
またそれをやろうと、
いつも収納しているところを見るとない。
「アレがない」と言う子ども。
「昨日、遊んでたじゃない。いつものところに戻さないからだよ」というやり取り。

ちょっと探すもない。

時間もないし、やることが他にもあるので、
自分で探すように言い、探すのを手伝うのをやめる私。
ちょっとイライラする子ども。

こういうことになるから、きちんといつものところに片付けないと!

こういうのも経験しないとわからんもんなんです。

イライラしてうるさいので、
再び、昨日やっていたであろう場所(ソファ)付近を探すと、
隙間から出てきました。

改めて、片づけをおしえる。

「次からはきちんとここに戻して」と。

まあでも、
物をきちんと片付ける場所を決めるのも大事ですが、
物の量を減らすのも大事。

そんなこんなで、
物の片付け場所を考えながら、断捨離をする私です。

1人で断捨離作業をしているとき、
子どもの物もちょっと整理します。

本当は本人に聞いて処分するのが望ましいですが、
「全部要る」となり、キリがない。
これも聞き方の問題のようですが、
子どもの様子を思い出しながら、
ちょこまかしたものは処分していたりします。

後日、
「あれ?ない、ない、ここに置いてたのに」と探す娘。
何がないのか聞くと、
数日前に、私がこっそり処分したおもちゃ。

もう使わないであろうと思って処分したもの(主には廃材系)
いるんだったのね・・・。
ちょっと後悔しつつ、
本当は私が悪いのですが「捨てた」とは言えず、
要るものはきちんと片付けないと、
棚上げしたようなことを言う私・・・。
(娘よ、ごめんね・・・)

はあ・・・とため息をつきながら、
片付けの重要性を学んだ様子の娘。

私も幼少期にこんなことよくありました。

仮置きしていたおもちゃがいつの間にかなくなっている。
探しても探しても出てこない。
家族に聞くも、誰も知らない。

ちゃんと片づけをしないと家のどこかになくなっちゃう。

でも今になって気づいたんです。
いや、当時も薄々気づいてはいたのですが、
ずっと置きっぱなしにしていたから、
「要らないもの」と思われ、処分されてなくなったということを。

家の中で神隠しにあったように紛失する自分のもの。
いやいや、勝手に処分されていただけです(苦笑)

小学校中学年くらいになると、

「先に言っておくけど、
片付けてないものは捨てるから、要るものはきちんと片付けなさい!
あとから要るものだったと言われても、片付けていない自分が悪いということ」

家の片付けって結局、母親1人でやっていることが多いんですよね。

当人に要るか要らないかを聞くのが望ましいことはわかっていても、
毎回それを聞くのも疲れるし、
そもそも一人でやっていることに疲れるし、
だからこそ、片付けるように言うのだけれど、
それも1回では済まないから疲れるし、
なら、1人でさっさと進めたほうが早いし、
となると、母親判断のみで処分していくのが1番マシな方法になるのです。

物の片付け場所がハッキリわかったほうが片づけは楽ちんになること。
なぜしょっちゅう自分のものがなくなってしまうかの本当の理由。
そこに至る、片付けに1人で奮闘する母親の疲れた結果のマシな方法。

ひとりで黙々と断捨離をしながら思い出し、いろんなことに気づいた今の私。

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