海外の育児を知る〈アメリカ編〉3~自立心を育む~

Pocket

こんにちは、3歳と4歳の1男1女のワーママ heaco です。

最近、海外の育児に関して興味があり調べております。

日本と文化が違えば、考え方も違う。
日本で当たり前のことは、海外ではそうではないことがたくさん。
逆もしかり。
多種多様な文化、考え方を知ることで、自分の視野を広げ、
日本の良いところ、海外の良いところをミックスした良いとこどり育児をしようと模索中です。

引き続き、自立心を育むことを意識したアメリカの育児事情を紹介したいと思います。

〈 アメリカ流叱り方 〉

親と子どもが一個人として対等立場の認識を持つアメリカでの叱り方は
日本人の感覚からすると、やや厳しめに聞こえるそうです。
逆に、
アメリカ人からすると、日本での叱り方は疑問だらけだとか。

「なぜニコニコしながらやさしく叱るのか?」

時と場合によるとは思いますが、
「ダメよ、ダメよ~」
と優しい声色で、優しい口調で、穏やかに注意する光景が日本では見られます。
確かに、
とても矛盾しています。

アメリカでは、
低い声で、厳しい口調で、ビシッと
「No!」
だそうです。

そして、
厳しいけれど、ネチネチいつまでも言わないのもアメリカ流だとか。

これは育児書や育児番組でもよく言われていることで、
叱るときは、端的にわかりやすくメリハリをつけて
と。

そして、
なぜ叱ったのかの理由をきちんと説明することと、
なぜ叱られるようなことをしたのか、子どもの言い分をしっかり聞くこと、
かつ
冷静に。

なるほどと思うものの、これがなかなか難しいのです。

メリハリある叱り方を意識するも、
叱りながら頭の片隅で、
「この叱り方は合っているのだろうか」
と悩みながら叱ることが多々あります。

今のは厳しすぎただろうか
そもそも「厳しい」を取り違えていないだろうか
叱る必要がなかったのではないだろうか

グルグル頭を悩ませます。

私なりに感じたこと。

親と子どもは一個人として対等立場である認識を持つアメリカ。

対等だからこそ、親は子どもに対して、
赤ちゃん言葉は使わないし、
きちんと意見を求めてしっかり聞くし、
謝るときは全力で謝るし、
叱るときは厳しく叱る。

(前回記事参照)

すごくバランスが取れていて、矛盾点がないなと。

この中のどれが欠けてもいけない。
これらすべてがそろうことでバランスが取れている。

一個人として対等立場であるということの認識こそが、真剣に向き合うということなんだなと感じました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です