海外の育児を知る〈アメリカ編〉2~自立心を育む~

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こんにちは!

日本と文化も考え方も違う海外の育児を知り、育児に対する視点を広げることで、
そこから育児のヒントを得て、
日本流育児と海外流育児の良いところをミックスした、
良いとこどり育児をしようと考えている、

3歳と4歳の1男1女のワーママ heaco です。

前回に続きアメリカ編です。

アメリカ流育児は子どもの自立心を育む育児。

前回記事はこちら(親子別室就寝スタイルとおこづかい事情)

今回は、アメリカ流子どもへの対応です。

アメリカでは子どもに対して、赤ちゃん言葉のような言葉遣いはせず、
大人同等の話し方をするのだとか。
それは、子どもを子ども扱いするのではなく、一個人として同等の立場に置いているため
そのため、子どもの意見はしっかり聞いて尊重するそうです

もちろん、何でもかんでも100%、自分の意思が通るわけではなく、
子ども自身の気持ちをしっかり聞くことで、
子どもは自分で考え決定する力を身に付け、
自分が認められていると認識することで自己肯定感も育つのだとか。

これは以前に、育児書か何かで読んだことがあります。

何でも親が決めてしまうと、自分で考え決める力が身に付かず、
些細なことでも、親に聞かないと決定できなくなる

とのこと。

日本でも子どもの意思を尊重する育児だと思いますが、
アメリカとの微妙な違いは、
子どもと親が同等の立場にあるかどうか
だと思います。

先にも言ったように、
子どもは、大人に比べて経験も知識も少ないので、100%子どもの意思が通るわけではないのですが、
大人だけで完結させてしまうようなことも、子どもと一緒に考え話し合い、意見を求めるのだとか。
すでにどうするかの答えが見えていて、結局大人の意見が通るとしても。
要は、事後報告なるものが少ないんだろうと思う。

そのためか、
日本人に比べてアメリカ人は自分の意思をハッキリ言う人が多いと思いませんか?

察してもらうことを期待するのではなく、自分からどんどん発言。
みんながそんな感じだから、
察してもらおうなんて思っていたら、自分の思いなんて伝わらないし、チャンスを逃してしまうかもしれない(汗)

そして、

謝るときは、全力で謝るとのこと。

「あ~、ごめん、ごめん」
とあしらうのではなく。

親が子どもに対して全力で謝る風景。
見る人によっては、
「親が子どもの言いなりになってどうする!?」
と見るかもしれない。

いやいや、そうじゃないんです。

親は子どもの言いなりでもなければ、子どもは親の言いなりでもない。
親と子どもは一個人として同等の立場なだけ。
それがしっかりあるのがアメリカ流の考え方かと思います。

子どもと親が一個人として同等立場だという認識が強いためか、
「子供だまし」
なるものもない様子。

「早く寝ないとオバケがくるよ」っていう感じですか。
我が家も言ったことがあります(汗)

なぜ早く寝ないといけないのかのきちんとした理由をきちんと話す
のがアメリカ流らしい。
たとえそれが理解できない年齢であっても、
何度も繰り返しおしえるのだとか。

「オバケが出る」などのウソは不必要ということ。

アメリカ流と日本流で、
子どもと親が一個人として同等立場にある認識の差による、
子どもの意思を尊重する育児の微妙な差があったのではないかと思います。

このアメリカ流の考え方には賛成であります!

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