こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
BS NHK で放送される「沁みる夜汽車」と言う番組をご存じですか?
鉄道にまつわる心温まる実話エピソードを紹介する番組で、
番組タイトル通り「沁みる」番組です。
初めて見たのは、昨年の夏だったかな。
たまたま ついていたテレビで放送しており、
ついつい見入ってしまったのが、この番組を知ったきっかけです。
いやいや、本当のきっかけは息子かな。
鉄道好きな息子をきっかけに、
全く興味のなかった鉄道に興味を持ち始め、
車両に少々詳しくなった私。
テレビに何かしらの鉄道が映れば、息子を呼んだり、息子のことを思ったり。
鉄道が思いっきり番組内で映し出されるわけではないのですが、
鉄道にまつわるエピソードがどういうものなのかを知りたくなって、
この番組を見るようになりました。
決まった曜日と時間に放送されているようではなく、
とある日にまとめて放送している感じで、
この度の年末だったか、年始だったか、5話連続一気見放送をしているのを見つけて、
夜な夜な見ておりました。
ちなみに次回放送は1月11日の17:50とか。
仕方がない事情があってのことだったのですが、
予定外に仕事づくめになってしまい、
思うように家族と過ごすことが出来なかったこの度の年末年始。
始めこそ、きちんと理解はしていたものの、
細かいことなんですが、いろいろとモヤモヤとした気持ちになり、
いけない黒い感情が出てしまっていました。
(細かいことですが、それが大事なことなんだと個人的に思う)
ダメだと頭ではわかっていながらも、
黒い感情を抱いてしまうことは止まらず、
それでも、それを表に出すことはなく(漏れ出ていたかもしれないけれど)、
少しでも早く帰宅するために、黙々と働いておりました。
そんな中で夜な夜な見た「沁みる夜汽車」が沁みた。
まるでそのときの私を慰めるかのようエピソードばかり。
駅前で靴磨きをしていたという90歳の女性。
丁寧な仕事ぶりを、とある会社の重役の方に認められ、
彼女の仕事の評判が広まり、
順調に仕事をしていくことができ、
5人の子どもを育て上げることが出来たというエピソード。
ここで、彼女が思ったこと。
見てくれている人はちゃんといる ということ
関東圏に住む男性。
四国に転勤となり、単身赴任で働くことに。
週末は家族と過ごすために、新幹線に乗って家族の元へ帰るのですが、
新幹線の乗車時刻に間に合わせるために、日曜日の午後には家を出ます。
まだ幼かった子どもたちは、父が四国に行ってしまうのを寂しがり泣きます。
四国には寝台特急があり、
それに切り替えることで、日曜日の夜まで家族の元にいることができるようになった男性。
寝台特急利用者の中には、自分と同じように単身赴任で働く人たちがたくさんいたとのこと。
同士は他にもたくさんいる ということ
最後に、
妊婦さんに席を譲る男子高校生の物語。
妊婦さんに席を譲るも、たくさん荷物を抱えていた高校生を気遣い遠慮する妊婦さん。
「次の駅で降りるので大丈夫です」
と席を譲り、お言葉に甘えることに。
次の駅で降りて行った高校生。
しかし、
隣の車両に再び乗車。
「次の駅で降りる」というのは嘘で、
遠慮なく妊婦さんが席に座れるよう気遣った高校生。
世の中には、ついていい嘘とついてはいけない嘘の2種類があると言われます。
嘘がつけるようになったもうすぐ4歳の娘。
〈過去記事〉嘘をつく3歳児
実は、ときどきこういう嘘も見られるんですよね。
やさしい大人になってほしいと将来の子どもの姿を重ねたエピソード。
他にも心温まるエピソードがたくさんなのですが、
黒い感情で夜な夜な見ていた私の心を癒したエピソード3選でした。
おすすめの沁みる番組です。