料理の意外な難関は、子ども受けする味付け

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

料理って嫌いじゃなくて、
私の料理の実力はまあまあだと思うんです。
かと言って、
家族以外の人に自分の手料理をごちそうする勇気はみじんもありませんが。

育児を始めてからの料理。

限られた時間と体力と精神力の中で作るから大変。

だけれど、
私にとっての思いもよらなかった壁。

それは、

子ども受けする味付け

料理番組でたまに聞くコメント。

「これはお子さんが好きな味ですね!」

「子どもが好きな味?」
と思っていましたが、
よくよく思い返すと、
味覚って成長とともに変わるもので、

子どもの頃は「おいしくない」と思っていたものが、
大人になるとおいしくなって、
子どもの頃に「おいしい」と思っていたものが、
大人になって食べてみると、子どもの頃に感じたほどでもなくて。

好みはもちろんあって、
子どもの頃から大人になってもずっと苦手というものはありますが、
子どもの頃には飲めなかったコーヒーは今は無糖でガブガブ飲んじゃうほど大好き。

逆に、

子どもの頃においしいと感じていた、ねるねるねるね などの知育菓子はおいしいと思っていましたが、
今食べると、
子どもの頃に感じたときほどではないんですよね。

瓶に入った鮭フレークご飯が大好きな子どもたち。
これさえあれば、何杯でもご飯を食べる息子。

だけれど、
健康のことを考えると、
市販の鮭フレークよりかは、
焼き鮭をほぐしてごはんにのっけるほうが良いような気がして、
時々焼き鮭をするんです。

いつもは鮭を焼くのみなんですが、
ちょっと違うことをしてみようと思い、
オリーブオイルとマーガリンと醤油で焼いたんです。

ごはんにのっけて食卓へ。

見た目は、よく見る鮭ご飯。
でも味は・・・。

「いつものさけごはんじゃない」
と言って、
市販の鮭フレークを追い鮭した息子。

ガーン!!

私も食べたんですが、
別に普通に美味しい焼き鮭なんです。
だけれど、
息子の口には市販の鮭フレークのほうが良かったようで。

まあしかし、
ちょっと味は塩味が強くて辛かったかも。

焼き鮭でご飯を3杯食べることは今までにはあったので、
そのときの調理方法が息子には合わなかったかもなのですが、

しかし、
子ども受けする味付けって難しい!

市販の鮭フレークは私も子どもの頃は大好きでした。
こんなに美味しいものがあるのかと思うくらい。

今でもおいしいですが、
今はやっぱり焼き鮭のほうがごはんがすすむ。

夫婦共働き家庭で育った私は、
小学校低学年のころまで、
よく祖父母の家で過ごしました。

祖母の手を少しでもかけまいとした母は、
昼食用のレトルトカレーや湯せんハンバーグなどのレトルト食材を
祖母に預けており、
昼食に湯せんハンバーグやミートボール、レトルトカレーを時々食べていました。

祖母には、
「レトルトよりも手作りのほうがおいしいでしょ」
と言われましたが、
当時は、手作りの味よりもレトルトの味のほうが好きだったんですよね。

料理がそんなに好きではないと言う母でしたが、
決して味はおいしくないわけではなくて、
おいしくて、
だけれど、当時はレトルトの味の方が好みだったというか。

毎日忙しい中で、
限られた時間と体力と精神力の中で作る好きでもない料理というのは大変です。
それを少しでも軽減してくれるレトルト食材。

だから、
レトルトを食べる頻度が多めでしたが、


育児が落ち着いてきたころには、
母も料理をする余力が出てきたのか、
レトルト頻度は減り、
レトルトの味を忘れてきたためか、
はたまた、自身の成長による味の好みの変化なのか、

レトルトの味よりも、
手作りの味の方が好きになりました。

どんなに高級でおいしいというレトルトカレーよりも、
手作りのお家カレーの味の方が好きだし、
湯せんハンバーグよりも手作りの肉肉しいハンバーグのほうが好き。

特にお肉に関しては、
子どもの頃は固い肉が嫌いだったので、
柔らかい湯せんハンバーグのほうが好きでした。

お菓子とかも、
「こっちのほうがおいしいでしょ」と言う母の勧めるお菓子よりも、
知育菓子の味の方が好きだった私。

しかしこれは私に限ったことであって、
ほぼ手作り料理で育ってきた夫は、
子どもの頃からレトルトよりも手作りのほうが好きなようで、

やはり食育環境なのか。

そりゃあね、手作りに越したことはないんでしょうが、
やっぱり助かるレトルト食材。
そして、
子ども用は子ども受けする味付けになってるんです。

そして、

成長とともに好みは変化するんです。

何が言いたいかって、

今は市販の鮭フレークに負けている私の手料理ですが、
きっと今だけかもしれないということ。
きっと・・・(汗)

しかし、

兄妹で幼少期から「おいしい」と言って、
なかなか海外受けしない納豆をバクバク食べる日本人の味覚も不思議なんだろうなぁ。

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