感心した3歳児の姿

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こんにちは、3歳と4歳の1男1女のワーママ heaco です。

まわりの状況察知が上手な3歳娘。
先日、感心したことがありました。

キャンプに行った夫が買って帰ってきたお土産のヨーグルト。
一人に1カップ。
それは普段食べることがないヨーグルト。

ヨーグルトが好きな娘。
晩ごはんのデザートに食べた娘。
「今はいらない」と言って、その日は食べなかった息子。

次の日の朝。
昨日食べたヨーグルトを朝食に食べたいという娘。
「あのヨーグルトは息子くんのヨーグルトだよ。
娘ちゃんは昨日食べたでしょ。
だからダメだよ。という夫。
それでも「食べたい」と返す娘。
「いやいや、息子くんのだからダメ」と言う夫。

ぶ~っとした顔しつつ、少し考えてから、
「息子くんとはんぶんこにする」と言った娘。
それでも、「息子のぶんのヨーグルトだからダメ」という夫。

こんなときどうする。

ヨーグルトを食べられたからと言って怒る感じでもない息子。
そもそもヨーグルトの存在も知らないし、
食べるかどうかもわからない感じ。

ならば、

食べたいという娘に半分でもあげても良いのではないか。

本当は1カップ食べたいところを、食べていない息子のことを考えて「はんぶんこ」にすると言った娘にちょっと感心。
なんせ私は、そんな大人な対応ができた子どもではなかったので。

なので、

ダメと言った夫に対して、
「おかあさんは、はんぶんこでも良いと思うけどなぁ」
と娘側に立った私。

そんなやり取りで、
「じゃあ、はんぶんこにする?」と折れた夫。

「うん」と言う娘。
でもどこかしっくりきていない様子。

じゃあ、ヨーグルトを娘に渡そうかと思いながらも、
少しの間台所作業をしていたら、娘が・・・

「ヨーグルト、息子くんにあげる」

自分は昨日1カップ食べた。
でも息子は全く食べていない。
そんな息子のヨーグルトを自分は半分食べようとしている。
息子は1カップ食べられない。

3歳児なりに考えたのでしょう。

「いいの!?」
と聞き返すと、
特に不満そうでもなく「うん」と言う娘。

いつも食べているスーパーに売っているお気に入りのいちごヨーグルトがあるため、
「じゃあ、こっちのヨーグルト食べる?」
と聞いたら、ニコッとして「うん」と言う娘。

そんなやり取りに興味なく横で遊んでいた息子に朝ごはんを食べるように声をかけて、
例のヨーグルトを出すと、おいしそうに食べる息子。
その向かいで、いつものヨーグルトをご機嫌で食べる娘。

「ダメだよ」と言いながら、
「はんぶんこにする」と言って折れる。
「ダメ」なら「ダメ」と一貫性を持たせたほうが良かったのかなとも思ったけれど、

もしかしたら、

「はんぶんこ」という条件で一旦折れたからこそ、
娘なりに「本当にそれで良いのか」と考え、
そこでモヤモヤし始め、
このモヤモヤを抱えたままのヨーグルトはおいしくないと思って出した結果なのではないかなと。

1歳半頃くらいから、
まわりの状況や相手の気持ちの察知をし始めた娘。
ワガママで自分中心だった自分の幼少期に比べると親子とは思えず、感心することが多々あります。

もちろん、3歳なりのワガママは多々あるんですがね。

相手の気持ちを考えられる親切な人に育ってほしいと思います。

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