心動かす年長さんのプレゼンテーション

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

先日、子どもたちと買い物に行ったときのこと。

子どもたちとの買い物

子どもの様子を見たり、
買う予定ではない商品を買ったりなど、
時間がかかり、出費もかかります

なので、
できれば一人で買い物に行きたいところではあるのですが、
スーパーでの買い物は教育のひとつでもあります

・走らず歩くこと
・大きな声で騒がないこと
・まわりのお客さんに気をつけること
・レジの順番待ちをすること
・お会計がどういうことかを見ること
・買ったものを袋に詰めること
・カートを元に戻すこと

などなど・・・、
一見当たり前のことであり、
これをいちいちおしえなくても察して出来る子もいれば、
ひとつひとつおしえて何度か経験して理解し出来るようになる子もいるわけで、
年中娘は割と前者タイプですが、
年長息子は後者タイプです。

年齢的に仕方がないところもあるかもしれませんが、
息子が2~3歳くらいの頃はカートを押して走ったりなど、
まわりに迷惑がかかるため、
スーパーに一切 連れて行くことができませんでした。

その後、言葉の発達の遅れを指摘されたのを機に療育を始め、
子どもの発達とは何ぞやを自分なりに勉強し、
年齢的な成長も相まってか、
スーパーではお行儀よく買い物が出来るようになり、
経験を積み重ねることで確実なものにしていくため、
あえてスーパーに連れて行くようにしています

ここ1ヵ月の間で、より良くなっているように思います。

先日、一緒に買い物に行ったときのこと。

インスタントコーナーの角に、
アピールするかのように置かれていた、
キャラクターインスタントラーメンとうどん。

それを発見し、
私を呼び、
「買いたい」と言う息子。

決して安いものではありません。
通常のインスタントラーメンのほうが断然安いのですが、
それが欲しいと。

納豆を2パックカゴに入れていた息子。
実は、納豆はまだ家に残っているのです。
なので2パックもいらないので、

「ラーメンは買っても良いけど、
納豆は1パック返してきて。
ラーメンか納豆のどっちかにして。」

そう言うと、
納豆を返すと言って、
きちんと元の場所に戻していきました。

そして、キャララーメンをカゴに入れる。

その後、
「うどんも欲しい」
と言いました。

いやいや、2パックはちょっとお高いなぁ・・・。

「いやいや、ひとつだよ。
ラーメンかうどんのどっちかだよ。」

と言うと、

「娘ちゃんはうどんが好きだから、
うどんを買うの!

あと、自分と娘ちゃんとお父ちゃんとおかあさんとじいちゃんとばあちゃんの分もいるから、
うどんもいるんだよ!」

1パック3色入りのキャラクターインスタント。

6人家族の我が家では、みんなで食べるのに2パック要ります。

そして最後に、

「みんなでこれを食べたいんだよ!
みんなで食べたほうがおいしいんだよ!」

パッケージに載っているイメージ写真を見て、

「ほら、某キャラクターと某キャラクターのかまぼこが入ってて、
わぁ~、このキャラクターも入ってる。
かわいいよ?
みんなで食べたらおいしいよ?

その言い方ズッコイなぁ~・・・

息子はこういうところがあるんです。

きっと、計算なんかはしていません。
これが素なんでしょう。

欲しいものは欲しい!とワガママを言うのではなく、
「食べてみたいんだよなぁ~」とか、
「遊んでみたかったんだよ~」とか、
何て言うか、
大人の心を刺す感じというか、
上手に転がされてしまうというか、

そんな言い方されたら反対できないじゃん!

というような言い方をしてくるんです。

みんなでワイワイ一緒に食卓を囲むのが好きな息子なんです。

息子のプレゼン力は心を動かすタイプでしょうか。

言葉の発達がゆっくりで、
会話などが得意ではなくて、
たくさんの語彙をつかっての複雑文などが苦手であろう息子が、
ここまできちんと文章を話し、
自然とプレゼンできるようになったのはとても素敵です。

息子のプレゼンに負けた私は2パック買いました。

その日、じいちゃんとばあちゃんを呼びましたが、
時間が遅かったため、
じいちゃんとばあちゃんは先にご飯が済んでいたため、
家族4人でワイワイ食べました。

それはそれは楽しそうに食べていました。

ちょっとお高いキャラクターインスタント食品ですが、
ここまで楽しく満足に食べてもらえるのであれば安いほうか。

贅沢な食卓ではないけれど、
食卓の雰囲気は格別に贅沢に感じた昨晩の食卓でした。

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