子どもの急な変化は季節の変わり目が関係しているかもしれない

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

少し前(8月末ごろ)にヒヤリとした出来事。
それを機にいろいろ考えました。

言葉の発達がゆっくりでマイペースな息子。
心理専門クリニックを受診、検査した結果、
療育が必要とのことで、昨春より療育を開始。

療育施設を始め、
保育園、就学先の小学校等で面談を重ね、
息子の今後についてや、ソーシャルスキルを伸ばす方法等を探っております。

療育施設との面談を終えた数日後のこと。

入浴を済ませて、部屋で機嫌良く遊ぶ子どもたち。
そんな子どもたちの様子を見て、しばらく遊ぶ気配を感じたので、
自分もお風呂に入ろうと浴室に入った瞬間、

ガチャ

と、ドアの閉まる音が聞こえました。

まさかと思って浴室を飛び出すと、
息子が一人で勝手に外に出て行ってしまった!!

時間は夜の7時ごろくらい。

まだ完全に暗くなってはおらず、
薄暗い程度、
外遊びが出来ない暗さではなかったけれど、

それでも、
塀にしっかり囲まれているわけではない我が家は、
敷地の外に出て行くことは可能で、
敷地の外に出れば、
大きなトラックだってよく通る場所。

・1人で外に出ないこと
・夜は特に1人で勝手に出てはいけないこと
・敷地外には決して1人で出てはいけないこと

この3点については、よく本人に言っていること。

早く外に出たい気持ちを抑えながらドアの前で待てていることも度々あって、
ある程度理解はできていると思われるのですが・・・。

息子の普段の様子からして、
庭で遊ぶことはあっても、
1人で敷地の外に出ることはないであろうとは思うけれど、
それも100%ではない。

すぐに息子を追いかけ、
事なきを得たのですが。

私の予想通り、
敷地の外に出るという雰囲気ではなく、
庭で遊ぼうとしていた様子の息子。

なぜ外に出たのか聞くと、
「外で遊びたかったから」
と。

実は、療育施設との面談の中で、
以前、施設に通っていた小学生の男の子が、
夜に勝手に1人で家を抜け出して大事になったという話をしたばかりでした。
警察が男の子を発見し、無事だったようですが。

我が家の場合、
たまたますぐに気づいたから良かったものの、
常に家庭内でも子どもの気配を感じるようにはしていたけれど、
これがもし、少しでも遅れていたらと想像するとゾッとします・・・。

面談のときにも話したのですが、
子どもが勝手に出て行くという事例はチラホラ見受けられ、
手の届かないところへのカギの装着も検討する必要性があるかもしれないと話しました。

家庭内のことではあるけれど、
このことを療育施設と保育園に報告しました。

息子の最近の落ち着きのなさを施設等に相談すると、
施設の先生も、
最近、急に落ち着きがなくなった息子の様子には気づいていました。

特にこれと言って、落ち着きがなくなるような出来事はなかったのですが。

施設の先生曰く、
季節の変わり目がもしかしたら関係するかも」
とのこと。

季節の変わり目?

言われてみれば、
秋になると急にセンチメンタルな気分になることはあるし、
それに似たことが子どもの中にも起きていて、
なぜそんな気分になるのかは大人でもよくわからなくて、
そのよくわからない気分の変化に対する処理方法がわからない子どもは、
ソワソワしっぱなしで、
それが落ち着きのなさにつながるのかも。

急に涼しくなって、
外でも過ごしやすくなってきて、
夕暮れどきは特に風が涼しくて、
お風呂上りでより気持ちよくて、
まだ外は完全に暗くなくて、
外でもっと風を浴びてみたくなった

のかもしれない。

私も子どもの頃はそうでした。

理由はわからないけれど、
家の中よりも外のほうが気持ちよさそうで、
庭でボーっとしたくなって、
外に出て行ったことがあります。

別にどこかに行くわけではないんだけれど、
外にいたいだけ。
ただそれだけ。

でも大人からすると、
どこかに行ってしまうように見えてしまう。
今思えば、
私も家の中に入るように親に注意されたことがあります。

特に秋めいていく時期はよくあって、
秋の夕暮れ時って気持ちが良いんですよね。
それと同じなんでしょうね。

大人になってもそれはあって、
秋の夕暮れ時は、なんだか家の中にいるのがもったいない感じがする。

「外で遊びたかった」
と言った息子。
もちろんそれは勝手に外に出た理由ではあるのだけれど、
本当はそれだけではない理由があって、
この一言の中にはもっといろんな理由が詰まっていて、

会話の引き出しが大人ほど十分ではない子ども、
特に会話が苦手な息子の一言の中には、
言いたいことが他にもたくさん詰まっているのだろうなと思います。

大人にとってはたった一言だけれど、
子どもにとっては一言ではないのかもしれない。

子どもが発する一言の中に見え隠れするものをしっかりキャッチしていきたい。

他、考えられる要因としては、
運動会の練習
かもしれないということ。

保育園では運動会に向けて、
運動会の練習をがんばっているところです。

それによる疲れが出ているのかもしれないということ。

子どもの急な変化は季節の変わり目だったり、
普段とは違う園生活だったり、
ほんの些細な出来事が実は1番関係しているのかもしれない

今思えば、
久々に歯医者に行ったのも原因かなとも思うけれど。

何にせよ、
予想外の動きをする息子がまだまだ心配・・・。

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