子どもがすごく良い顔をした瞬間

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こんにちは、保育園に通う1男1女のワーママ heaco です。

先日、子どもがすごく良い顔をしたんです。

日常生活の中に何気なくあるなんでもない行動。
でも子どもたちにとっては大きなことでとても大事なこと。

できること、やってみたいことはなるべくやらせよう。

そのひとつが、自販機でジュースを買うこと

あの狭い隙間に硬貨を入れて、欲しいジュースのボタンを押す。
たったこれだけの一連の流れが、3歳4歳児にはちょっとしたエンターテイメント
自販機でジュースを買うのが楽しい3歳娘。

「お買い物に行かなくちゃ」
と言った私に、
「おやつを買いに行かなくちゃ」
と言った娘。
「ジュースも買わなきゃ」
と言い、
「自販機でジュース買う」
と。

スーパーに買い物に行くならば、自販機のジュースよりもスーパーのほうが安いし、
なんなら、おやつも同時に買えるから楽。
スーパーにたくさん並んでいるジュースを見るのも楽しいと思うんです。

だけど、娘は自販機が良いとのこと。

そう、
娘は自販機でジュースを買うための一連の行動がしたいのです。

風が強くて寒い中、わざわざジュース1本を買うために自販機に行きました。

息子は寒かったのか、面倒だったのか、車の中で待つと言い、
娘が自分のと息子の分を買いました。

「自分はみかんジュース、息子はりんごジュース」
と言いながら、
自販機で操作。

両手に自分のジュースと息子のジュースを持って、
冷たい強い風の中を笑顔で車に向かい、
「息子ちゃん、ジュース買ったよ!」
と言いながら、息子にジュースを持って行った娘。

そのときの娘の顔がすごく良かった。

たった数秒の自販機でジュースを買う一連の流れが楽しくて、
かつ、
自分の欲しいジュースと息子の欲しいジュースがゲットできて、
そして、
兄妹仲良く「おいしいね」と言いながらジュースが飲める。

娘にとっては、
自販機でジュースを買うこともすごく楽しいし、
それに付随することもすべて楽しい

だから、ジュースはよりおいしく感じられる

私も4歳くらいのときに、
家族みんなで自販機にジュースを買いに行っていました。

地方の田舎のため、
私が子どもの頃にはコンビニは家の近くにはなく、
当時は24時間のスーパーもなく、ほとんとが20時閉店。

お風呂上りに冷たいものが飲みたくなる。
だからジュースを自販機に買いに行く。

これまた田舎なんで、
車で5分ほど行かないと自販機がなかったんですが(笑)

1人1本ずつのジュースを買いにわざわざ車を走らせる。

時間にすれば家を出てから30分も満たない、
たったそれだけのことが当時の私にとってはすごく楽しくて、
そのことが、
どこかの遊園地に行ったことよりも先に度々思い出される思い出となっています

お正月期間に仕事でいなかった私。
「今日は何したの?」
と聞くと、
「息子ちゃんとお父さんと自販機で桃のジュース買って飲んだ」
と答える娘。

先日も自販機に向かっているときに、
その話をしはじめた娘。

4歳の頃の私と同じく、
自販機でジュースを買うことがすごく良い思い出になりつつある娘。

親子だなぁ。

娘が大人になったとき、
今の私と同じように、
自販機でジュースを買いに行っていたことを良い思い出として度々思い出すんだろうな。

スーパーで買うよりも何十円か高い自販機のジュース。
だけど、その何十円の中には大事なことがたくさん詰まっている

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