子どもがお小遣いでバースデーケーキを買うことへの相反する考え方

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ haaco です。

ケーキ屋に転職して約2年になります。

ちょっと前に来店したお客さんで、
一緒に働くスタッフさんと意見が割れたはなし。

小学校低学年と思われるお子さんとお母さんが2人で来店。

小さめの2000円未満のホールケーキを購入。
ケーキのプレートメッセージは、
おじいちゃんのお誕生日の文字。

その支払いは、どうやらお子さんのお小遣いから、お子さんが全額支払いをしたようです。

「子どものお小遣いでホールケーキを買うのってどう思います?」
という、一緒に働くスタッフさんからの質問。

そのスタッフさんからすると、ナシ だそうです。
「せめて半分は出す」とのこと。

対する私。
ナシ ではないな と

おじいちゃんやおばあちゃんの誕生日にケーキを買おうとするとき、
だいたいは親が支払うパターンが多いのですが、

子どもが支払うというのは何か理由があってのこと。

もしかしたら、
大好きなおじいちゃんの誕生日に、
「何かプレゼントをしたい」「お祝いしたい」
という気持ちから、
「自分のお小遣いでケーキを買う」
という答えに行きついたのかもしれない。
それも「全部自分のお小遣いでプレゼントしたい」という気持ち。

もし子どもがそういう提案をしてきたら、
私だったら、100%子どもの意見を受け入れ、
ケーキ屋に一緒に行って、
子どものおこづかいの予算内で、どのケーキが良いかを一緒に考え、選ばせて、
注文から会計まですべてを子どもにしてもらい、
支払いも全額子どものお小遣いからしてもらうだろうなと。

だから「ナシ」ではない

そのスタッフさんが「ナシ」だと思ったのは、
もしかしたら「買わされてる感」があったからかもしれないので、
そういう場合はやっぱり「ナシ」なわけですが、
その親子の様子を間近で見たわけではないし、
どういう経緯でそういう流れになったかは全くわかりませんけどね。

私の友人の子で、
その子に妹ができたとき、
その子はそれがすごく嬉しくて、
妊娠中の友人を支えていたようです。

そして、
「生まれてくる妹にベビーカーを買ってあげたいから、頑張っておこづかいを貯めている」
と。

実際、その子のおこづかいでベビーカーを買ったかどうかは聞いていないのでわかりませんが、
妹のお世話はよくしていたようです。
その当時、その子は年長さんくらいだったように思います。

「自分のお小遣いで買いたい」と子ども自身が思ったときは、
親はその金銭的なサポートをするよりは、
お店に連れて行くとか、
どれを買うのが良いかとか、
おこづかいの予算内で買えるのかどうか、
そういうサポートに回るほうが良いんですよね。

私は、自分が年長さんくらいのときって、
自分を中心に世界が回っていると言っても過言ではないくらいに、
自分目線で好き放題に過ごしていたので、
友人の子の言動にはすごく感心しました。

今、我が家の子どもたちが、当時のその子と同じくらいの年齢になっているのですが、
我が家はまだまだ自由奔放です。

毎日いろんなお客さんが来て、
お客さんの接客のやり取りの中で、
今回のように、
誰にどういう経緯でケーキを買いに来たのかの背景が見え隠れするときがあります。

あくまでもこっちのなんとなくの想像で、
その真相というのは全くわからないのですが、
膨らませた想像の中でいろいろ考えさせられることがあって勉強になります。

一緒に働くスタッフさんと私の相反する意見。
これもまた興味深いことですよね。

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