大人になってから見る子ども同士の世界

Pocket

こんにちは、3歳と4歳の1男1女のワーママ heaco です。

先日、保育園に子どもを送り、教室で朝の準備を子どもと一緒にしていたときに見た、
子ども同士のやり取りの光景。

男の子3人(年中さん)が仲良く遊んでいました。
そこへ、
1人の男の子が3人の輪の中に加わろうとしました。

すると1人の男の子が、
「今、ぼくと〇〇くんと〇〇くんであそんでるから、ダメ!!」
と言いました。

言われた男の子は、
上手く言葉で返せなかったのか、
発言することなく、
3人が遊んでいるおもちゃを取ろうとしたり、
3人に加わろうとしました。

3人で遊びたい男の子は、
「やめて!!ダメ!!」と繰り返す。
遊びに加わりたい男の子は、
「ん~っ!!」と言って、おもちゃを取ろうとしたり、遊びに加わろうとしたり。

先生はいたのですが、
他にもたくさん園児はいて、室内はガヤガヤしており、
男の子たちのやり取りも大きく発展していなかったため、
先生は気づいていません。

こんなとき先生はどうやって、どんなタイミングで間に入るのだろうか。



園だよりにはこう書いてあります。

年齢を重ねるごとに、お友達同士の関わりややり取りのなかでトラブルは起きてくるけれど、
わたしたちはそれを見守り、子ども同士が解決できるようにサポートしていきたいと思います

静かに見守り、タイミングを見計らってサポート。
ある程度は子ども同士で解決しないと、解決の術を身に付けられない。
サポートの仕方、タイミングには正解がないから難しいし、
お互いに言い分はあるから、
どっちの子が間違っていて、こうするのが正しいというのはないんだよなぁ。

「3人で遊びたい」という男の子の意見は意地悪のように見えるけれど、
その子の中では3人の世界ができており、
「今は3人で遊びたい」という理由がもっともなことだとも思うわけです。

「一緒に遊ぼう!」と誘われて、
「今、これで遊んでるからダメよ」と返す。
「ダメ」と言ったのには理由がある。
「1人で没頭したいから今は一緒に遊べない」とか。

子どもは言葉の引き出しが少ないわけで、
単刀直入な表現しかできず、
説明が足りないという面で、トラブルは起きやすい。

そこは大人が察して、互いの気持ちを代弁して、誤解を解いてサポートする。

息子に関して言うと、
娘とのやり取りでこういうのよく見るんです。

遊びに娘が加わってきたり、おもちゃを取ったりすると、
「ダメ!!」

娘が遊びに誘ってきたときに、
「やらない!」

言葉の発達がゆっくりなこともあって、
理由の説明というのはあまりなく、
バシッと一言で返しちゃう。

息子の性格を把握している娘は、バシッと言い返されても、
「ふぅ~ん、そっか」
で終わることが多いのですが、

はたして園ではどんなかんじなのだろうか。

今度、面談があるので聞いてみたいけれど、
新クラス体制になってまだ2週間そこそこだからなぁ。
聞くならば、前年度クラスの先生か。

仕事の時間も迫っていたので、
朝の準備をサクサク済ませ、
男の子同士のやり取りを最後まで見届けることはできなかったので、
その後どうなったかはわかりません。

大人目線で見る子ども同士のやり取り。

数分の出来事で、考えさせられることが多かった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です