分け合う年少さんと年中さん

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

年中息子の行動に感心したはなし。

鮭フレークご飯が大好きな息子。
しそふりかけごはんが好きな娘。

そんな2人に、鮭フレークおにぎり と しそふりかけおにぎりを2個ずつ作りました。

鮭フレークも好きな娘は、鮭と しそ のどっちが食べたいと言うのかわからず、
一応、両方を1個ずつ食べられるように作りました。

息子は鮭フレークおにぎり、
娘は結局パンを食べました。

次の日も「鮭おにぎりを食べる」と言った息子。
娘は「パンがいい」と言ったので、
娘用に残っていた鮭おにぎりを息子に渡しました。

おにぎりを食べる息子とパンを食べる娘。

平穏な朝食タイム。

しばらくすると、
「鮭おにぎりも食べたい」と言い出した娘。

娘は、ごはんを集中して食べないところがあります。

飴玉をなめるように、
口の中にしばらく食べ物を含んだ状態のままにするような食べ方で、
すごく時間がかかります。
一品を食べきるということもあまりなく、
いろんなおかずを少しずつかじっていくようなタイプ。

その日の朝食もそんな感じでした。

パンが食べたかったり、
コーンフレークが食べたかったり、
おにぎりが食べたかったり、
それも全部ちょい食べ。

鮭おにぎりは1つしかなく、
「しそおにぎりにしようよ」と提案するも、
「鮭がいい」の一点張り。

サクッと作ってあげても良かったのかもしれないけれど、
朝食を終わらせてほしかった時間だったこともあり、
「さけおにぎりはないから、しそおにぎりにしよう」と言い続けていました。

すると、そんな様子を見ていた息子がサラッと一言。

「はんぶんこ すればいいじゃない」

まだ食べている途中だった鮭おにぎり。

「(まだ残っているから)
これをはんぶんこしようよ」

とサラッと提案してきた息子。

なるほど、
息子の食べている鮭おにぎりをちょっともらうという発想はなかった。

まあ、これもそのときの気分によるもので、
「あげたくない!」ということもあるのですがね、
そのときは、広い心を持っていた息子は、
食べかけではあるけれど、
自分のおにぎりを半分こすると自ら言ってくれました

すでにパンやらコーンフレークやらを食べていた娘は、
鮭おにぎりを一口食べれば満足できる状態だったようで、
はんぶんこにして、平穏な朝食タイムに戻りました。

初めて半分こをしたのは2年くらい前。

子ども向けイベントをしていた会場に行き、
自販機でジュースを買おうとしたとき。
自販機のジュースはリンゴジュースが1種類のみで、
あとは大人向けのコーヒーやら緑茶やら水だけ。

リンゴジュースを1本ずつ買うつもりが、
1本目を買った次の瞬間「売り切れ」の表示に。
自販機はそれ以外に他はなく、
どうにもこうにもできないので、
「1本しかないから、はんぶんこ にして」
と言うと、
意外にもすんなり はんぶんこ できた2人。

それをきっかけに、
1つしかないときは、もう1つ用意するのではなく、はんぶんこ するように言いました。
あえて1つずつ用意しないこともあります。

すんなり「一緒に食べよう」と言うこともあれば、
ブーブー言って、なかなか はんぶんこ できないときもありますが、
それでもなんだかんだで はんぶんこ ができている2人。

私が子どもたちと同じくらいの年齢の頃、
「はんぶんこ」というのがすごく苦手でした。

「いやだ いやだ」と随分駄々をこねて親を困らせ、
渋々泣きながらはんぶんこをするときもあれば、
姉が折れて、自分が一人占めしたこともあります。
そういうときは食べながら罪悪感が湧いてきて、
でも自分で駄々をこねた手前、
「やっぱりはんぶんこする」というのが言い出せずにいたこともありました。

自分の幼少期に比べると、かなり大人な対応な子どもたち。
特に息子。
娘は私に似ているところが多々あり、
自分の幼少期に重なるところがとても多いです。
しかし、私の幼少期に比べると大人に見える。

自分、どんだけお子様だったのか・・・。

分け合うって素敵です。

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