こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
前々回記事に関連するはなし。
年少さん進級前頃に、
言葉の発達等がゆっくりで、
療育が必要との診断を受けた 現在 年中息子。
子どもの発達とは何かということを自分自身で勉強し、
診断を受ける前よりも、模索し試行錯誤しながらの育児。
私の場合、
診断を受ける前と後で変わったことと言えば、
息子のことがより心配になったということ。
今まであまり気に留めていなかった言動が気になったり、
きちんとできるかどうかを見届けるまで気になったり、
より心配性になったという感じ。
毎日、自分のクラスに登園してからは、朝の準備がいろいろあります。
連絡帳のカレンダーに登園シールを貼り、
水筒を水筒置き場に置き、
マイコップをコップ置き場に置き、
検温カードを提出し・・・
なるべく子ども本人にやらせるわけですが、
つい数か月前までは、
「シール貼る?」
「コップ置きに行って」
「水筒は?」
みたいにいちいち声掛けをし、
全部やるのを見届けるまではスッキリしませんでした。
とある日、
同じ階の並びにある娘のクラスに先に行き、
娘と一緒に朝の準備をしていたとき、
いつも一緒についてきていた息子が、
1人で先に自分のクラスに行きました。
朝は短時間でいろんなことを済ませたいため、
息子を一人にして、
娘と準備を済ませてから息子のクラスへ行くと、
1人で黙々と朝の準備を進めている息子の姿を見ました。
その姿に感心したのと同時に、
「私は息子のことを心配しすぎであって、
もっと息子の力を信じる必要がある」
と思いました。
診断を受けたかどうかに関わらず、
すべての子どもたちにとってサポートは必要であり、
サポートの仕方はその子によってそれぞれ違って当然なのですが、
上手く言葉に表現できないのですが、
診断を受けたことにより、
「ああしなければ、こうしなければ」という思いが先行しすぎて、
それが心配性になり、
また、
「息子にとってはまだ難しいかもしれない」とマイナスな方向に思い、
それが無意識に私の行動のどこかに見え隠れして、
一歩下がって見守るものの、
すぐにサポートできるような体制で見届けたりしていることが、
息子の成長発達の邪魔をしているかもしれないと感じました。
私の場合、
できるようになったことも、
できているのを見届けていたんです。
できていることはもっと息子自身に任せる必要があるなと。
前々回記事でも書いたのですが、
最近、子どもたちへの対応の仕方を変えました。
遊んでいる子どもたちに声掛け。
「お風呂に入ろう」
「まだ(遊びたい)」
「これが終わったら入る?」
「やだ」
「じゃあ、どれが終わったら入る?」
「やだ、まだ入らない」
まあ、こんなやり取りをするわけですが、
いろんな声掛けをして、お風呂に入るように促していきます。
「おかあさん、ひとりになっちゃうじゃ~ん!
さみしいじゃん!!」
とか。
「これ終わったら、お風呂に入ったらいいんじゃない?」
とか。
今までは、
いろんな声掛けをして、お風呂にしろ何にしろ、
次の行動に移るまで見届けていました。
今は、
「じゃあ、おかあさん先に入ってるから、
これ終わったらお風呂入ってくれる?」
「うん」
我が家の場合、
子ども自身から「OK」の返事が来れば、その後の行動はきちんとしているのです。
「やだ」と来れば、「うん」と言ってもらえるまでもう少し粘ったりします。
なので、「うん」と返事をもらえたら、
その後の行動は子どもに任せて、
離れたところで待つみたいな感じ。
「うん」という返事をもらうためのやり取りの工夫が難しいわけですが、
いろいろ提案するこのやり取りは、
値切りのときのやり取りにも似ているようで、
だんだんと互いにとって「OK」なラインが見えてくるんですよね。
「500円!」(「お風呂入ろう!」)
「300円!!」(「まだ」)
「450円!」(「これが終わったら入る?」)
「350円!!」(「やだ」)
「400円!」(「じゃあ、あと2回したら終わりにできる?」)
「じゃあ、400円で」(「うん」)
みたいな。
「うん」がもらえなかったとき、
子どもを残して、私一人で先にいろいろ進めます。
そろそろ遊びにキリをつけないといけないということは、
実は子ども自身わかっているんですよね。
だけど、なかなかキリがつけられない。
私が待たずに済ませることで、
「やっぱり終わりにする!!」
と言って、テキパキと次の行動にうつったりしています。
診断を受けたことによる先入観が邪魔をしていた部分がたくさんありました。
今の私に必要なのは、
「もっと子どもを信じること、信頼すること」
こういうことに関してだけでなく、
先入観というのはいろいろ邪魔をしてくるもの。
自分の目で、しっかり物事を捉え、
先入観に惑わされないようにするのも大事。