仕事をしながら思う子どもたちのこと

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こんにちは、3歳と4歳の1男1女のワーママ heaco です。

昨春よりケーキ屋に転職し、毎日ケーキ作りをしています。

先日は、いちごタルトが4ホール売れました。
1ホール(15㎝)につき、12個のいちごを使うため、いちごのへた取りをしたら、ボウルの中がいちご畑のようになりましたよ!

誕生日や節目のお祝い、御年賀、なんとなくの手土産のときにしか買わなかったケーキ屋のケーキ。

ケーキ屋で働き始めたら、毎日ケーキを見るから、
「以前よりも買わなくなるかな」
と思いきや、
他のケーキ屋の味が気になったり、
両親の知り合いや親戚への手土産だったり、
以前よりもケーキを買う頻度が増えました。

ケーキ屋のかわいくてキラキラした雰囲気が大好きな子どもたち。
特に息子。
〈過去記事〉夜のケーキ屋さん

だから、
ショーケースの中にケーキがたくさん並んだとき、
「この光景を子どもたちに見せたいなぁ~」
とか、

新商品が出たりすると、
「子どもたちに買って帰りたいな」
とか、

ケーキを作りながらいろいろ思います。

他のケーキ屋さんに行くときは、
必ず子どもたちと行って、食べたいケーキを選びます。

だけどやっぱり私の中では、

ケーキ屋のケーキというのは、非日常に近い特別な存在であるため、
子どもたちにとっても、できればそういう存在であってほしいため、
多くて月に1回程度の頻度におさめたいと思っています。

なるべく、
できることは何でも子ども自身にさせたい私は、
いつか見た親子のように、
〈過去記事〉なるべく子ども自身にいろいろしてもらう社会勉強

自分で注文して、
自分のカバンからお財布を出して、
自分のお財布から会計をして、

というふうにさせたいと思っています。

昨日来店した、ほんわか親子。

50代くらいのお父さんと20~30代くらいの息子。
ホールケーキを眺めて、バースデーケーキを買いました。
おそらく、
お母さん、いや、姉か妹のバースデーケーキ。
それもプチサプライズのような感じ。

お店を出るときに、
「ありがとうございます」
と言って礼儀正しくお店を後にした親子。

この親子が来店するちょっと前に
「ホールケーキはあるか」
という問い合わせの電話がありました。

バースデーの予約まではしていなかったものの、
家族のために、家族を思って、お祝いのケーキを買うその真剣な姿に、
将来の息子と旦那の姿を重ねました。

たった数分の間に、
この家族の誕生日会は素敵なものになっているんだろうなというのが見えた。

そして、
20年後、息子と旦那が娘のバースデーケーキをこんな感じで買う日が来てほしいなと。

昨日だけ、出勤できる人がいなくて、
シェフと私の2人でお店をまわしましたが、
天気が良く暖かい日だったため、
行楽地に出かけていた人が多かったのか、
午前中は暇な感じで、
その間にどんどんケーキを作って、
作り終えたころに、
程良いペースでお客さんが来店してきて、
良い感じにケーキが売れ切れていきました。

ホールケーキもロールケーキも、
いつもの土日よりもたくさん売れました。

良い感じの日曜出勤でした。

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