わがままを言う子どもへの対応失敗談 育児は育自

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ブログ訪問ありがとうございます、3歳と2歳の子どもを育てるワーママ heaco です。

我が家の子どもたちのマイブームふりかけ。

毎回、自分でどの味にするか選び、だいたい3種類は試している3歳男の子。

最近は赤色(たらこ味)がお気に入りのようで、ほぼ毎回たらこ味を食べています。
そのため、たらこがなくなるのが早い。
その日も3膳目にたらこを食べたかったようで、
「あか!あか食べる!」
と言っていたのですが、毎回食べるもんだから、たらこ味だけない。

「赤色、ないねぇ~。ないから、他の味にしたら?」
と言ったのですが、どうしても たらこ が食べたかったのか、
「あか!!あか、食べる!!」
と駄々をこねました。

でも、ないものはない。
でも、食べたい。
でも、ない。

ここが我慢の訓練時!

「そうか、赤が食べたいんだよね。赤、好きだもんね。赤、おいしいもんね。」
育児書あるある対応法。
相手の気持ちに共感することで、自分の気持ちをわかってくれた、ちゃんと聞いてくれたという気持ちになり、信頼関係が築かれ、自己肯定感が身に着く方法。

この対応法は良いなと思っていて、
大人でも、アドバイスとか説教とかはいいから、とにかく聞いて、共感してほしい!
ていうときありますよね。
子どもも一緒です。

我が家の場合、ほとんどがこの方法でうまくいきます。

それでも気持ちの切り替えができず、
「あか!あか・・・」
と辛そうに泣きそうになりました。
そんなとき(泣きそうなとき)は、できるだけやさしい口調、声色、トーンで
「泣かない、泣かない。大丈夫、大丈夫。」
と背中をさすって、なぐさめます。
そこまでは良かったんですが・・・。

私を叩きながら泣き出しました。
状況が状況なので、叩くことは注意せず、ただ無言で背中をさすっていたのですが、やはり叩くという行為が気になり、私の中で、どう対応すべきかがわからなくなり、普段子どもに対して湧かないイライラが急激に頂点に達してしまいました。

かと言って、手は出していないですよ!

ごはんを食べる食べないの問題になり、バタバタし出し、ごはんがブチまけてもいけないので、無言でごはんプレートをさげると、それがさらに子どもの気持ちに油を注ぎ、ギャン泣き。

ギャン泣きするときに、たまに子どもが一瞬だけ見せる辛そうな顔。

毎回ではなく、本当にたまに見せる、
私に嫌われたかもしれないと焦るような後悔するような、でも自分ではどうしていいかわからず、泣くしかない辛そうな顔。

その顔を見て、うまく対処できなかった自分に自己嫌悪。

しっかり者の下の子(2歳女の子)は、空気の悪さを察知しながら、これ以上悪くならないようにといつもどおりを装って自分の今すべきことをし(ごはんを食べる)、2歳の子にそんな気を使わせるような空気にしてしまったことに、さらに自己嫌悪。

2人それぞれの姿を見て、イライラが残りつつも少し冷静になり、わたしの膝に泣きながら抱き着く上の子の背中をさすってなだめていたら、案外早く機嫌を直し、いつもどおりに戻れた、とある日の晩。

小さな子どもを育てるご家庭では、あるあるのことで、第三者からすると、小さい子ってそんなもんよと言われる日常風景。
でも、当事者にとってみれば、どうしていいかわからない日常ですね。

その日はずっと、あのときどうすべきだったかを振り返るばかり。

人生経験が浅く、発達段階の未熟な子どもは、自分の感情の対処法がわからない。
だから、泣いて叩いてどうにかしようとする。
大人でもうまくできないことがいっぱい。
産まれてたった数年の子どもはなおさら。

子ども目線で理解しようとできなかった私の心のキャパシティの小ささと未熟さと余裕のなさで起きたこと。

子どもも子どもなりに、自分の気持ちをどうにかしようとしてとった行動を、私がもっと受け止めてやればよかった。
ただひたすら、暴れようが泣きさけぼうが、ただ受け止めるだけで良かったのかもしれない。

と、自分自身が冷静になって気づく。

尾木ママが自身の著書の中で、

育児は育自

と言っています。

子どもが産まれて1年生なら、パパ、ママは、パパ・ママ1年生。
失敗があって当然だし、育児をしながら、親自身も子どもと一緒に成長していく。
だから、育児は育自(育自分)。

毎日つくづく思います。

また、こうも書かれていました。

イライラしてしまうのは、別のところに不安があるから気持ちに余裕がないのでは?

そうなんです。

それも自分の中で気づいているんです。

ペアレンティング・トレーニングの本を読んで、今までの自分の育児法に間違いがたくさんあったことを今でも少し引きずっています。
それを思ったところで、何の意味もないことも重々承知なんですがね。
無意味なことに心の余裕をなくしているのは、無駄でしかないですね。

ぺレンティング・トレーニングは、子どもが大人になるまでに使える方法で、逆に言えば、大人になるまでの間なら修正・改善可能な方法です。
なので、我が家では実践中です。

ペアレント・トレーニングとも言い、直訳すると、
ペアレント(Parent)・トレーニング
親の訓練

私が読んだ ペアレンティング・トレーニングの本は、親がとるべき行動に対してはやや厳しめに書いてありましたが、まさに親の訓練ですから、筋は通っているなと感じます。

私が今読みたい本はこちら。

親がやめるべき行動に焦点を当てて書いてある本。

まだ読んでいないので、読んだらここで改めて紹介しようと思います。

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