こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。
我が家の幼児教育は、
ベネッセのこどもちゃれんじ
です。
最初こそ(~3歳)、
お試し絵本やDVDが届いて見せてみるものの、
興味をほぼ示さなかったのですが、
5歳手前で、
お試しDVDに興味を持ち、
お試しグッズで知識を身に付け、
「やってみたい」と言うので、
始めたのがきっかけ。
どこの教材も素晴らしいと思うのですが、
相性とタイミングが良かったのか、
数カ月でいろんなことを習得した息子です。
大人目線で見る幼児教材(こどもちゃれんじ)。
ちゃれんじを始めてみて思うのですが、
私は、教材について何か勘違いをしていたなぁ
と多々思います。
通信教材にしろ、
おけいこ(塾)にしろ、
良い成績を取り、進学校に進むため
という印象が個人的には強かったです。
それも一理あるかもしれないけれど、
でもそうじゃないんだなと。
私、なにか勘違いしていたなと。
子どもと一緒にちゃれんじをしていてやっと気づきました。
たぶん、これは息子の特性にも関係することなのですが。
言葉の発達がゆっくりなことをきっかけに、
心理発達のクリニックを受診し、
発達の遅れ等の指摘を受け、
診断をもらい、療育を開始した息子。
療育施設とは、
交換日記のような感じで先生とやり取りをし、
今日はどんなこと(学習)をしたのか、
その内容で、何を理解できていて、できていないのかの確認をし、
息子の発達状況の共有をしています。
年に一度行う発達検査でも、
何が理解できていて、できていないのか、
何が得意で苦手なのかを確認して、
療育施設と連携して、
療育の内容を決めています。
そんな施設との療育内容の確認で気づいたこと。
療育で行っている学習内容(主に個別療育)が、
こどもちゃれんじの学習内容と似ているということ。
例えばなんですが、
「紙を切るときに使うものを次の中から選ぼう」
「右と左のお花はどっちが大きい?」
「3つのお花の中で、大きい順に並べてみよう」
「赤→青→黄 の順番でシールを貼ろう」
「〇〇の右に△△のシールを貼ろう」
「左右の絵を見比べて違うところを5個見つけよう」(間違い探し)
みたいな問題。
中には、ひらがなカタカナの読み書き練習や、
足し算の基礎になるような数字問題もあるのですが、
上記のような問題が多々あります。
こういう問題は、療育でよく使われる学習です。
年齢発達において、年齢相応に、
大きさ、数字、並びなどの概念が理解できるようになり、
言葉に関して言うと、
一語分から二語文、二語文から三語文、助詞などの使い方が理解できるようになり、
問題文の理解ができるようになるわけです。
年齢発達に応じた問題が盛りだくさん。
幼児教材は、
ただ、良い成績を取るための早期教育ではなく、
(それもあるかもしれないけれど、それだけでなく)
年齢発達に応じた理解ができているかどうかの確認ができる教材である
ということに気づいた私。
きっとこれに気づいたのは、
息子の発達を指摘され、
療育を始め、
自分なりにも「発達について」を勉強し、
発達検査の内容などを知り、
どの年齢で、どういう問題や言葉、概念の理解が出来るようになるのかを知ったから
だと思います。
この経緯があったからこそ気づいたことで、
これがなければ気づかなかったとも思います。
我が家はこどもちゃれんじしかやっていないし、
他の教材のお試しなどもやっていないので、
ベネッセ以外の教材の内容を知りませんが、
こどもちゃれんじは療育施設でも利用されるような学習内容となっており、
また、
大人からすると簡単で基礎中の基礎であり、
理解できて当たり前のように感じるのですが、
ここの理解を飛ばして先の理解ができないであろうということも、
最近読んだ「発達」の本により気づいたことです。
足し算の基盤になる数字の概念(1と3はどっちが多いみたいな)の理解を飛ばして、
足し算が出来るようにはならないみたいな感じ。
もっとわかりやすく言うと、
(私が読んだ本で表現されていたのですが)
首が座らない子が座るようにはなれない、
つかまり立ちができる前に歩けるようにはならない
ように、
簡単なことから難しいことへの順序を飛ばしてのステップアップはないということ。
0歳児のときから、こどもちゃれんじお試し版を見ていたのですが、
今思い返せば、
0歳児が興味を持つような内容、
0歳児の脳に良い刺激を与えるような内容のグッズの紹介がされていたなぁと思います。
このときは、
「ただのおもちゃ」としか思っていなかった私。
このときからこれをやっていたら、
発達についてもう少し早く気付いたかもしれないとも思うのですが、
発達についてよくわかっていなかった当時の私には絶対気づかなかったことだし、
3歳未満の子に対して発達の診断をするのは専門医でも難しいことなので、
今振り返ってどうこう考えるべきことではないし、
それを考えたところで、今につながることもなく、
今は今できることをすべきであり、
それに気づけたことはとても良かったなと思っています。
発達は個人差があるもので、
気にしすぎは良くなく、
かと言って、
個人差だからと楽観視するものでもないです。
子どもの発達は18歳くらいまではずっと成長するので、
成人するまでは本当に成長成長の日々です。
そんなこんなで、
小学校就学を来年度に控え、
発達が心配な息子の小学校準備(主には教育相談)をしながら、
一緒にこどもちゃれんじをしながら気づいた、
幼児教材と早期教育の本当の意味。