こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
子どもたちと一緒にスーパーへ行ったときのこと。
スーパーへの買い物は、基本的には自分一人で行きます。
子どもがいると時間がかかるし、予定外のものがカゴに入るし、疲れるし。
でもときどき、あえて子どもと一緒に行ったりすることもあります。
社会勉強のつもりで。
いろんな商品があるということ。
スーパーがどういう仕組みになっているかということ。
他のお客さんの迷惑にならないように行動すること。
そんなところでしょうか。
現在、年中息子。
2~3歳の頃は、広いスーパーの通路をよく走っていました。
遊具で上手に遊ぶことが出来なかったその頃は、
公園や外遊びでもひたすら走るという時期であり、
本人もそうやって体を動かすのが好きだったのでしょう。
商品棚に囲まれてできたスーパーの中は迷路のような感じで、
それが息子の走る意欲を掻き立てていたのだろうと、
今振り返って思うところです。
お買い物がどういうことかというのを体感してほしかったのですが、
買い物はまともにできないわ、疲れるわ、他のお客さんや店員さんに迷惑がかかるわで、
その当時は、息子を連れてスーパーに行くことはできませんでした。
そして今、
3年前の姿の面影はどこへやらという感じに立派に成長しました。
年少さんの終わりごろくらいだったか、
自分もカゴ、カートを持つと言って、
私とは別に、自分用を持って1人買い物を始めました。
最初はカートをひくのを見るのが大変でした。
ヨロヨロと蛇行したり、
ただひたすら推すことが楽しいといった感じのカートの動きで、
商品に当たりそうになったり、
他のお客さんにぶつかりそうになったり、
あまりまともに買い物ができませんでした。
(だからよく買い忘れがあった)
次は、
行きたいところをまわり、
自分の買いたいものを探し歩き回ってカゴに入れるといった感じ。
パンとふりかけとおやつを1つ。
そして、
右左をおしえるチャンスと捉え、
私が買い物したいコースを、
「右にまがってくださ~い」
「次は左にまがってくださ~い」
なんて言いながら誘導。
息子はそれを楽しんでおりました。
左右がわかるようになり、
数字やひらがなが読めるようになってきたら、
商品棚コーナーの上にある数字の看板を見ながら、
「3番の棚に行ってみようか」
「次は5番に行ってみよう」
なんて支持をしながら買い物。
レジに並ぶ際も、
「何番のレジに並ぶ?」
といった感じ。
きちんと順番を守り、
自分でカゴを出したいと言って一生懸命カゴをレジ店員さんに渡し、
レジ会計を待っておりました。
カートを動かしているときは、度々息子に声掛け。
「よく前を見て!
商品にぶつかりそうだよ!
他のお客さんにぶつかりそうだよ!
前から(横から)お客さんが歩いてきてるよ!」
こうやって振り返ってみると、
スーパーで買い物をするというだけでも、
こんなにもいろんなことがお勉強ができるんですよね。
そんな経緯と年齢的成長があってか、
久々に行った先日のスーパーでの息子の行動はとても素晴らしかったです。
これもそのときの気分によるとは思いますが。
自分用のカートを持つと言って、
自分用と私用のカートとカゴを用意し、
ゆっくりまっすぐ安定した動きでカートを進める息子。
まわりのお客さんの動きをよく見ながらカートを進め、
商品棚の角に差し掛かったときは、
横からお客さんが歩いてきていないかをよく見て、
お客さんが来ていたらきちんと立ち止まる。
お客さんが込み合って前に進めないときは、
「よけて~」と言ってよけてもらっていました。
あとで、「次からは「通してください」って言ってごらん」とアドバイスしました。
言葉の表現の引き出しの少なさによるものであり、
引き出し作りにとても良い機会になりました。
「何番のレジに並ぶ」と自ら決めて、
きちんと順番待ちをして、
自分でレジ台にカゴを置き、
会計を待つ息子。
スムーズに買い物を済ませることができました。
今までと大きく違ったのが、
他のお客さんの動きなど、
ちゃんとまわりを見て行動することが出来たということ。
今までは、
まわりをあまり気にすることなく動いていたため、
他のお客さんや、商品にぶつかりそうなことが多々ありました。
療育施設でも、
「まわりをちゃんと確認しながらすることができていました」
ということを聞きました。
今また、
複数人で出歩くことが難しくなってきて、
日常の体験ですら簡単ではなくなってきています。
何てことないんだけれど、
日常こそがとても大事。
早く日常が戻ってきてほしいですね。